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クリエーションセンター

BASFのエキスパートが、お客様とともにコンセプトやアイデアを創造的なソリューションへと変換するクリエーションセンターを、2019年8月、横浜イノベーションセンター(横浜市緑区)内に開設しました。日本では、2014年に、素材とデザインに関する用途開発の促進やアイデアを提供するデザインファブリークを開設し、同センター内の、シミュレーションツールであるCAEや材料・試験の機能を持つエンジニアリングプラスチック・イノベーションセンター(EPIC)と連携してきました。今回、グローバルでのクリエーションセンター開設を機に、デザインファブリークの名称をクリエーションセンターに変更し、さらに連携を強化していきます。

クリエーションセンターでは、BASFの素材サンプルや用途事例などを備え、お客様の製品改良や新製品の開発において、以下のような価値を提供します。

 

  • Discover (発見):触る/ 探索する/ 発見する/ 気づく/ ひらめく/ 調べる
  • Understand(理解):相互に理解する/ トレンド/ 社会/ 時代/ ニーズ
  • Create(創造):かたちにする/ 創造する/ 試作する       

BASFのエキスパートは、素材とデザインから、CAEによる高度なシミュレーション、試作支援までを一貫して支援します。インスピレーションから、ソリューションまでお客様のイノベーションのお手伝いをします。

また、素材情報へのアクセスを容易にするタブレットなどの対話型デジタルツールの活用や、素材やアイデアを生み出すコンサルティングワークショップを開催しています。

MC-TPU

MC-TPUは、BASFが開発した世界初の熱可塑性ポリウレタン発泡粒子(E-TPU)です。熱可塑性ポリウレタン(TPU)が持つ特性(柔軟性、機械的物性、幅広い使用可能温度等)をそのまま維持し、発泡体の標準的な特性を付加した製品です。ゴムのような柔軟性と、軽量かつ優れた反発弾性力を有します。

Elastollan®

熱可塑性ポリウレタンのエラストランは、ゴムとプラスチック両方の性格を併せ持つ樹脂で、エラストマー(弾性体)という素材に属します。鉄及びゴムよりも減りにくい抜群の耐摩耗性、幅広い硬度範囲、高い機械強度、優れた低温屈曲性といった特長を生かし、ゴルフボール、スポーツシューズ、絆創膏、産業・工業・安全部品まで幅広い用途に使用されています。

Ultramid®

ウルトラミッドは、BASFのエンジニアリング・プラスチックの中でも用途範囲が大変広く、ほとんど全ての工業分野において活躍しているプラスチックです。高い電気絶縁性を有し、長期にわたって高い熱安定性、機械強度、耐衝撃性を誇り、自動車分野ではエンジン・駆動系、内装から外装のあらゆる部品に採用されています。

Acrodur®

アクロデュアは、高い環境パフォーマンスを有する水溶性バインダーです。製造時と最終製品施工後の環境に有害な排出物レベルを削減。材質の機能を低下させることがない革新的な素材です。天然繊維やコルク・靭皮などの木片との相性がよく、幅広いソリューションを提供します。

Catamold®

キャタモールドは、高品質な粉末射出成形向けの顆粒状材料です。そのままで加工が可能。金属やセラミックが、プラスチックと同じくらい容易に射出成形で加工できるため、複雑な部品の製造における新たな選択肢を提供します。有益な用途として、自動車、医療、機械、電気/通信、消費者製品と幅広い業種があげられています。

Winkel w127

スウェーデンのデザイナーズランプメーカーである「Wästberg」と共同で、BASFのガラス繊維強化、PA610射出成形グレードのUltramid® S Balance(ウルトラミッドSバランス)を活用したデザイン性の高いランプ。応力亀裂に対する耐性が高く、一部再生可能原料を使用した素材は、特長的な外観と感触により、デザインを重視する製品に最適な材料です。

Hemp chair Made of Acrodur®

ドイツのデザインスタジオ「Werner Aisslinger」と、BASFが共同で制作した本作品は、麻やケナフといった再生可能な天然素材とBASFのAcrodur®(アクロデュア)を組み合わせて形にしたものです。素材のコンビネーションにより、柔らかい曲線と複雑さを魅力的に表現したデザインを可能にしています。

Concept 1865 – Rethinking Materials

2013年に発表されたコンセプト自転車は、ドイツのデザインスタジオ「DING3000」による「Concept 1865 –Rethinking Materials」がテーマの電動自転車。20種類以上のBASFの高機能プラスチック素材を使用しています。1865年は、ペダル式自転車が初めて登場した年であり、 BASFが創業した年でもあります。

Myto made of Ultradur®

工業デザイナーのコンスタンチン・グルチッチと、イタリア家具メーカー「プランク」、そしてBASFの三者共同で制作された MYTO チェア。BASFのPBT樹脂ウルトラデュアの高剛性、高強度、寸法安定性と高流動性の特性を活かして制作された。2008年ミラノ・サローネで発表され、ニューヨークの近代美術館(MoMA)にも所蔵されている作品。

Sheet Seat

デザイナーの 狩野佑真氏とともに、TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)「エラストラン®」の素材の持つ新しい魅力と可能性を探る過程の中で生まれた、コンセプトチェア。

高い耐久性と強度を持つシート状の エラストラン®を座面に使用し、曲線の美しさと機能性の両方を表現している。

Design: studio yumakano

Photo: Gottingham

 

MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2018(マテリアルコネクション東京主催)に出展