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BASFの電池材料がNASAの火星探査車に採用

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写真・キャプション提供:NASA/JPL-Caltech

この画像は、NASAの探査車「Perseverance」が2021年3月4日に火星での最初の運転中に、ナビゲーションカメラで撮影したものです。

BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)北九州事業所で生産されたニッケルコバルトアルミニウム正極材は、2021年2月18日に赤い惑星に着陸したNASAの火星探査車「Perseverance(パーシビアランス)」の充電式バッテリーに採用されています。BASFは、人工衛星などの特殊な航空宇宙用途にも使用されているこの材料を、探査車のバッテリーシステムを設計・製造した当社のお客様であるEaglePicher Technologies社に提供しました。

 

BASFのバッテリー材料事業のシニア・バイスプレジデントであるマイケル・バイヤーは、次のように述べています。「BASFの正極材が火星探査の成功をサポートできたことを誇りに思います。BASF製品がこれまで旅した歴史上で最も遠くまで行くことができたのは印象的でした。この重要なミッションにおいて、EaglePicher Technologies社とNASAを、BASF製品でサポートできるのは素晴らしいことです。」

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探査車の電源システムについてはこちらをご覧ください。

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Perseveranceに搭載されたバッテリー
写真提供:EaglePicher Technologies社