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2016/03/03
日本

BASFの農薬事業本部、現在開発中の製品により30億ユーロの売上を見込む

(本資料は 2016年2月26日にBASF(ドイツ・リンブルガーホフ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)

  • 2025年までに殺菌剤、殺虫剤、除草剤のすべての分野で新製品を発売予定
  • 2015年、農薬事業本部の研究開発(R&D)への投資は5億1,400万ユーロ
  • 市場への大きなインパクトが見込まれる殺菌剤の開発が進行中

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこの度、農薬事業本部が現在開発中で、2015年から2025年にかけて発売される製品の総売上高が、30億ユーロに上る見通しであることを発表しました。BASFは、農業生産者に包括的なソリューションを提供する戦略に従って、殺菌剤、殺虫剤、除草剤のすべての分野の新製品を、畑作・園芸作物向けに発売する予定です。BASFの長年にわたる研究開発への投資によって、有望な製品開発が実現します。BASFが農薬事業本部の研究開発に投資した額は、2015年の1年間で5億1,400万ユーロに上ります。

BASF 農薬事業本部プレジデントを務めるマルクス・ヘルドは次のように述べています。「私たちは、アイデアや課題を生かし、世界中の生産者のために最高レベルの製品・サービスを生み出すことに成功してきました。今日の農業にとって、イノベーションが非常に重要であることに変わりはありません。農業の市場は非常に動的であり、変化し続けるニーズと共に新たな課題が次々に生まれています。BASFは、革新的なソリューションやテクノロジーで農業分野に貢献できることを喜ばしく思います。」

殺菌剤の分野でリードし続けているBASFは、2019年以降、市場への大きなインパクトが見込まれる新規化合物を世界中の農業生産者に提供します。この殺菌剤はすでに開発後期に進んでおり、優れた生物効果を備え、効果的な病害防除のツールとなることが期待されています。この画期的な発明から生み出された新規化合物について幅広い研究が行われており、トウモロコシ、穀物、大豆および園芸作物など多くの作物に発生する幅広い病害に対して優れた効果を示すことが明らかになっています。

BASF は、除草剤向けの画期的な有効成分や新しい製剤の提供においても業界をリードしています。「ジカンバ」を利用した最新の優れた製剤は、除草剤の分野において、市場を牽引するイノベーションとなることが期待されます。 Engenia™ は、ジカンバ・グリホサート耐性作物を用いた栽培体系用に開発され、畑の抵抗性雑草に高い防除活性を発揮します。Engenia™ は現在登録商標出願中ですが、今年後半には南北アメリカで発売される予定です。

そのほか、除草剤の分野では、除草剤耐性、および雑草の除草剤抵抗性を管理する新しい技術が開発されています。BASF は、新しい作用機構に焦点を絞った製品開発を進めています。現在、作物栽培地で問題となっている抵抗性雑草(ノスズメノテッポウなど)に優れた殺草効果を発揮する製品の開発に取り組んでおり、今後10年以内に新製品が発売される予定です。さらに、水稲用除草剤耐性システム「Provisia™ ライスシステム」を2017年に発売する予定です。このような BASFの新規除草剤製品群が加わることによって、すでに世界中で販売されている人気製品Kixor®、 およびClearfield® プロダクションシステムを含む魅力的な製品ポートフォリオが、一層充実したものになることは間違いありません。

BASFの殺虫剤ポートフォリオについても、今後10年以内に2つの新規化合物が加わり、害虫駆除および耐性管理のツールが拡充されます。大きな販売が見込まれるこれらの製品は、BASFとパートナーによる協働の成果です。有効成分ブロフラニリドは、殺虫剤最大のセグメントである、咀嚼性害虫の駆除に優れた効果を示し、畑作・園芸作物のほか、非農耕地用害虫防除(PCO)の市場でも使用されます。また、画期的な新規有効成分Inscalis™ は、アブラムシ、コナジラミ、ヨコバイ、キジラミ、カイガラムシなどの吸汁性害虫に高い効果と長い残効性を発揮します。 これら2つの製品は畑作・園芸作物、花卉用にも使用され、世界各地の市場で発売される予定です。

「私たちにとってイノベーションとは、単に新しい化合物を発見し、新しい農薬を開発することだけではありません。IT技術、製剤技術、生物農薬による作物保護、および新たなビジネスモデルの分野にも、BASFは投資を行っています」とヘルドは述べています。BASFの「ファンクショナルクロップケア」は従来の作物保護手段を補完するもので、作物の健全な生育と高収量を実現するためのソリューションを提供しています。2015年には、窒素肥料管理製品Limus® を発表しました。特許取得製品であるLimus® は、作物の重要な生育期において、窒素吸収利用能力を高め、安定した高収量を実現します。ファンクショナルクロップケアが提供する他のソリューションは、現在、市場導入段階にありますが、2020年までの売上高は、総計5億ユーロを超える見込みです。

「農産物価格の下落により、農薬分野には停滞が見られますが、長期的な成長という世界的な流れを確信しています。農業分野を強固なものにしていくことは、地球の未来の発展にとって非常に重要です。BASFは生産者が安心・安全で手ごろな価格の食糧を提供できるように、収穫量を向上させる持続可能な新たなソリューションへの投資を続けていきます」とヘルドは述べています。

新製品の商品化におけるBASFの優れた実績が、農薬事業本部の主要な成長の柱であることは明らかです。近年では、売上高のうち40%以上が、過去5年間に発売された製品によって生み出されています。イノベーションによる市場での成功をさらに実現するために、BASFの農薬事業本部は引き続き、売上高のおよそ9% を研究開発に投資していきます。

 

BASFの農薬事業本部について

BASF の農薬事業本部は、農業、芝生管理、花卉、害虫駆除(PCO)、および公衆衛生において、革新的なソリューションを提供しており、2015 年に58億ユーロを超える売上を計上しました。幅広い製品ポートフォリオを支える数々の有効成分、種子処理、生物的防除、製剤開発、および技術サービスが、高品質な食品の効率的な生産を最適化し、作物の収穫後ロスを削減し、建物の損傷を防ぎ、病原菌の感染を抑えます。BASF の農薬事業本部部は、新たな技術やノウハウの提供を通じて、より良い暮らしを実現する農業生産者や害虫防除業者の取り組みをサポートしています。詳細情報に関しては、www.agro.basf.com、  またはソーシャルメディアをご参照下さい。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約112,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2015年、BASFは700億ユーロを超える売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、 www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、 www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。

 

 

 

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Last Update 2016/03/03