2016/08/09
日本

戸田工業とBASF、米国およびカナダでリチウムイオン電池用正極材事業の合弁化に向けた協議を開始

2016年8月9日 - 戸田工業株式会社(本社:広島県広島市、以下「戸田工業」)と、BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、北米を拠点にリチウムイオン電池用正極材事業の合弁化に向けた独占交渉を開始したことをお知らせします。

当該合弁事業は、米国およびカナダにて、NCA(ニッケル系正極材)、NCM(三元系正極材)を はじめ、さまざまな正極材料および前駆体の製造、開発を展開する予定です。両社は、これまでも日本において、BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社を合弁事業として展開しておりますが、今後北米においてそれぞれの正極材ビジネスを結集し、世界市場での提携関係をより強化していきます。なお、当該合弁事業においては、BASFが過半数の株式を保有する予定です。

戸田工業の代表取締役会長の久保田正は次のように述べています。「リチウムイオン電池市場において、成熟期を迎えたモバイル、IT機器用とは対照的に、自動車用は揺籃期が長く続いてきました。しかし、昨年来、中国、米国、EU市場で需要拡大が始まり、今後も年率30%を超える高成長が期待されています。この拡大する市場を勝ち抜くためには安全、コスト、性能、供給、リサイクルの各領域で卓越した能力の保持が必要です。今回のBASFとの日本に次ぐ、北米での提携により、グローバルにおいてもシナジー効果を創出し、両社の強みを成長、拡大させます。そして、加速するユーザーの要請に、より的確に対応してまいります。」

また、BASFの触媒事業本部プレジデントのケニス・レーンは次のように述べています。「今回の提携は、BASFと戸田工業の日本での合弁成功を礎として、北米正極材市場へのBASFのコミットメントをさらに強めるものです。BASFは、戸田工業との実りある関係をさらに深めることで両社の知見の粋を結集し、北米で伸長する正極材市場に向けて、正極材の供給を拡大していけるものと期待しています。」

戸田工業について
戸田工業は金属酸化物の湿式合成技術を基盤とし、リチウムイオン電池用材料、顔料・トナーなどの各種着色材料、磁性体粉末材料、フェライト材料など、多様な商品を開発、製造しています。情報・環境・エネルギーを支えるソリューションの提供を行ない、グローバルな事業拡大を目指します。2016年3月期の連結売上高は約285億円、グループの従業員数は905人(2016年3月31日時点)です。戸田工業の詳しい情報は、http://www.todakogyo.co.jp/をご覧ください。

BASF触媒事業本部について
BASFの触媒事業本部は、環境触媒とプロセス触媒の世界的なリーディング・サプライヤーです。同事業本部は、私たちが呼吸する大気の保護、生活を支える燃料の生産、先進のバッテリー材料などを含む多岐にわたる化学品やプラスチックの効率的な生産を支える技術開発で卓越した専門知識を提供します。BASFの業界をリードする研究開発プラットフォーム、技術開発への情熱、貴金属とベースメタルへの深い知識を活用することで、触媒事業本部は、独自のソリューションを開発し、顧客の成功をサポートしています。BASFの触媒事業本部についての詳細は、インターネットホームページ(www.catalysts.basf.com)をご覧ください。

BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約112,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2015年、BASFは700億ユーロを超える売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

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Last Update 2016/08/09