2017/03/06
日本

BASF、インド・ムンバイで新たな「イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」を始動

(本資料は 2017 年3 月3 日にBASFがインド、ドイツで発表したプレスリリースの和訳です。)

  • BASFの南アジアにおける研究開発で最大の投資
  • グローバルおよびアジア太平洋地域での研究開発により、自動車、食品、栄養などの成長産業へ貢献
  • 最大300人の科学者が世界中から結集

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は3月3日、インドのムンバイにおいて、新たな研究開発拠点である「イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」を始動させました。このプロジェクトには、南アジアにおけるBASFの研究開発で最大となる、約5,000万ユーロの投資が見込まれています。この拠点は、上海に続く2つ目の「イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」で、ここで行われるグローバルな研究活動はBASFの100%子会社であるBASF Chemicals India Private Limitedのもと運営されます。新しいイノベーション・キャンパスでは、インドにおけるBASFの既存の研究開発活動を拡大し、広範な特殊化学品に関する世界と地域の研究開発を網羅することになります。パーソナル/ホームケア、プロセス開発、有機合成、作物保護などを含む幅広い領域が研究対象です。

BASF取締役会副会長 兼 最高技術責任者(CTO)であるDr. マーティン・ブルーダーミュラーは次のように述べています。「地球上の資源が限りある中、世界人口は増加し、エネルギーや食品、きれいな水に対するニーズは拡大しています。これは極めて大きな課題をもたらしています。それらの課題に対して、化学に基づくイノベーションこそが、新たな解決策をもたらすでしょう。BASFは研究開発ネットワークを、特にアジアの新興市場へ拡大し、早い段階でお客さまや市場のニーズに対応するイノベーションを推進したいと考えています。ムンバイの拠点は力強い成長を遂げているインド市場に寄り添う、BASFにとって新しく強力なイノベーションハブとして機能する予定です。」

インドにおけるBASFの研究活動は2005年に開始され、2014年には農業分野の研究、有機合成、分子設計、高度なプロセス研究に対象範囲が広がりました。キャンパスの敷地内には化学合成、応用、プロセス開発、分析のための最先端のラボが設置され、ムンバイでの既存および新規の研究開発活動が1カ所で実施されます。当施設で、広範に及ぶ最新の開発活動と組み合わせ、グローバルなノウハウを共有し、お客さま、産業界やアカデミアのパートナーとの協力関係を促進します。最大300人を収容できるこのキャンパスには、インドをはじめとする世界各地の優秀な科学者が集結する予定です。

BASF取締役でアジア太平洋地域を担当するサンジブ・ガンジーは次のように述べています。「インドには自動車のほか、食品や栄養など多くの業界で、革新的なソリューションに対する需要があります。また、インドはさまざまな分野の優秀な科学者や、卓越した研究機関の宝庫でもあります。」 BASFは現地での生産のほか、自動車、住宅、環境保護、衛生に関する課題に向けたテーラーメイド・ソリューションの提供を通して、ここ数年間でインドでの事業展開を拡大させてきました。これらの機会の実現に向けて積極的な投資を行っており、現地法人である、BASF India LimitedやBASF Chemicals India Private Limited、BASF Catalysts India Private Limitedを通して、BASFは過去4年間にわたりインド国内での生産と研究開発に約3億ユーロを投資しています。

約20,000平方メートルの新キャンパスには、科学研究施設、技術研究施設、最新のオフィス、大規模なホール、食堂、社員向け設備が整備されています。また、直射日光による過熱を最小限に抑える二重ファサード、エネルギー効率に優れたLED照明、雨水貯蔵施設が設備されているほか、太陽光電池パネルつきの反射屋根や、再生可能なエネルギーを生成する風車も設置されています。建物内の50%以上の照明には再生可能資源が利用され、BASFの革新的なソリューションが多く活用されています。さらに、グリーンビルディングのための第三者認証として最も広く利用されているLEED(Leadership in Energy and Environmental Design:エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ)のシルバー基準(最上位から3番目のレベル)を満たすよう、建物は設計されています。

2016年、BASFの研究パイプラインはおよそ3,000件のプロジェクトを網羅し、研究開発費は18億6,300[AS1] 万ユーロにのぼります。また、およそ10,000人の従業員が世界で研究開発に従事しています。さらに、世界中の600におよぶ優秀な大学、研究機関、企業との連携ネットワークも確立されています。

BASFの3つの主要なテクノロジー・プラットフォームのひとつである先進材料&システムリサーチの本部は、2016 年1月から上海のイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィックに設置され、テクノロジー・プラットフォームのプレジデント兼アジア太平洋地域リサーチ責任者を務めるDr. ハラルド・ラウケが統括しています。他の2つのテクノロジー・プラットフォームである、プロセスリサーチ&ケミカルエンジニアリングとバイオサイエンスリサーチは、ヨーロッパと北米にそれぞれ本部を構えています。ムンバイのイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィックでは、これらのプラットフォームと関連する研究活動が実施される予定です。また、BASFはBASF Indiaを通して、2015年、プネに農業研究所を、2014年にマンガロールに研究開発センターを開設し、自動車塗装に従事している現地や世界中のお客さまに、技術・製品開発のサポートを提供しています。これらの研究開発施設は、地域と世界の両方における革新的なプロジェクトの推進と支援に向けた、強力なネットワークを構築しています。

 

インドのBASFについて

BASFは、125年以上にわたりインドの発展とともに成長し続けてきました。現在、石油・ガスを除くすべての事業を展開しています。2016年末時点で10カ所の生産拠点、10カ所の事業所、ムンバイとマンガロールの2つの研究開発センターを有し、従業員は2,356人です。2016年の売上はおよそ11億ユーロです。詳しくは、www.basf.com/inをご覧ください。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)で、持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約114,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック(ムンバイ)(1)

イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック(ムンバイ)(1)

イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック(ムンバイ)(2)

イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック(ムンバイ)(2)

Last Update 2017/03/06