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2017/05/08
日本

BASF、2017年第1四半期の業績を発表 売上高、利益ともに前年同期を大幅に上回る

(本資料は 2017年4月27日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)
  • 売上高は169億ユーロ(前年同期比19%増)
  • 販売量の増加傾向が続く(前年同期比8%増)
  • 特別項目控除前営業利益は25億ユーロ(前年同期比29%増)、そのうち20億ユーロは化学品事業
  • 2017年通期見通しに変更なし

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこのほど、2017年第1四半期の業績を発表しました。第1四半期は売上高、利益ともに前年同期を大幅に上回りました。BASF取締役会会長Dr. クルト・ボックは、次のように述べています。「2017年、BASFは良いスタートを切ることができました。2016年を通じて見られた需要の増加傾向が、この第1四半期でも継続しました。」

2017年第1四半期のBASFグループ全体の売上高は、前年同期比19%増の169億ユーロとなりました。すべての部門において、販売量の増加傾向の継続が見られ、販売量は8%増となりました。また、販売価格が大幅に上昇(8%増)し、特に化学品部門での上昇が顕著でした。為替のプラス効果と、2016年12月にアルベマール社から買収したシェメタル社も増収に貢献しました。

BASFグループの特別項目控除前営業利益は29%増の25億ユーロでした。このうちの20億ユーロは、化学品部門、高性能製品部門、機能性材料部門の3部門で構成される化学品事業によるものでした。そのため、化学品事業では37%の増益となりました。

BASFは昨年10月に本社工場(ドイツ:ルートヴィッヒスハーフェン)のノースハーバーにて発生した事故に関連し、初回支払いとして1億ユーロの保険金を受け取りました。この額のおよそ4分の3が化学品部門に割り当てられました。

営業利益(EBIT)は前年同期比5億8,500万ユーロ増の25億ユーロとなりました。

純利益は3億2,200万ユーロ増の17億ユーロとなりました。1株あたりの利益は、前年同期の1.51ユーロに対して1.86ユーロでした。特別項目、および無形固定資産償却分調整後の1株あたりの利益は1.97ユーロでした(2016年第1四半期は1.64ユーロ)。

2017年通期見通しに変更なし

2017年の世界の経済状況に対するBASFの予測は、変わらず据え置きます。

  • GDP成長率: 2.3%
  • 世界工業生産の成長率: 2.3%
  • 化学品生産の成長率: 3.4%
  • ユーロ/ドルの平均為替レート:1ユーロ=1.05ドル
  • 年間平均ブレント原油価格:1バレル=55ドル

ボックは次のように述べています。「2017年通期の見通しについて、私たちは引き続き慎重な見方をしています。マクロ経済の成長や政治環境に関しては、依然としてかなりのリスクが見られます。しかしながらBASFグループ全体の2017年の通期見通しを維持し、売上高および利益は、大幅増収が予測されています。大幅増収とは、BASFの定義で最低6%の売上増を意味します。また、特別項目控除前営業利益は前年比微増を目指します。この場合の微増とは1%から10%の増加を指しますが、限りなく10%に近い増加になると予測しています。」

部門別業績

「化学品部門」の売上高は前年同期比で36%増の41億ユーロとなりました。これは主に、石油化学品事業本部、モノマー事業本部における販売価格の上昇によるものです。全事業本部における販売量の増加も、増収に繋がりました。また、為替のプラス効果もわずかながら、増収に貢献しました。利益率が上昇し、販売量が増加したため、特別項目控除前営業利益は前年同期比で5億100万ユーロ増加し、9億5,800万ユーロに達しました。2017年第1四半期は本社工場(ドイツ:ルートヴィッヒスハーフェン)のノースハーバーで発生した事故により、利益にマイナスの影響が出ましたが、2016年第4四半期に発生した損害に対する保険金の初回支払いにより、相殺することができました。また、主に新工場が始動したことから、前年同期と比べて固定費が増加しました。

「高性能製品部門」の売上高は、前年同期比9%増の43億ユーロとなりました。これは主に、ディスパージョン&ピグメント事業本部、ケア・ケミカルズ事業本部、パフォーマンスケミカルズ事業本部における販売量の増加によるものです。また、すべての事業本部で為替のプラス効果が見られ、全体として販売価格がやや上昇しましたが、ポートフォリオの変更によって、わずかな減収となりました。利益率が低下し、固定費が増加したことから、特別項目控除前営業利益は、堅調な水準を維持していた前年同期と比べて4,000万ユーロ減少し、5億1,500万ユーロとなりました。

「機能性材料部門」の売上高は、前年同期比18%増の52億ユーロとなりました。これは主に、自動車産業からの需要が高まったことにより販売量が大幅に増加したためです。販売価格がやや上昇したことや為替のプラス効果に加え、2016年12月にアルベマール社からシェメタル社を買収したことも増収につながりました。とりわけ販売量の増加、シェメタル社の買収により、特別項目控除前営業利益は前年同月比で7,500万ユーロ増加し、5億3,100万ユーロとなりました。

「農業関連製品部門」の売上高は、市場環境が依然として厳しい状態にあるなか、前年同期4%増の19億ユーロとなりました。これは主に、販売価格が安定したことや販売量が増加したことに加え、為替のプラス効果があったためです。特別項目控除前営業利益は、力強い水準を達成した前年同期と比べて5,800万ユーロ減少し、5億3,300万ユーロとなりました。これは、プロダクト・ミックスが変わったことで平均利益率が低下したことが要因です。また、新工場の始動などにより、固定費がやや増加しました。

「石油・ガス部門」の売上高は、主に販売価格の上昇から、前年同期比36%増の8億2,900万ユーロとなりました。2017年第1四半期には、1バレルあたりの平均ブレント原油価格が54ドルでした(2016年第1四半期は34ドル)。欧州の現金取引市場におけるガスの価格も、前年同期と比べて大幅に上昇しました。生産量が前年同期の水準を維持する一方、販売量、とりわけガスの販売量は前年同期の水準を上回りました。特別項目控除前営業利益も大幅に改善し、前年同期比1億400万ユーロ増の1億7,000万ユーロとなりました。これは主に販売価格の上昇によるものです。純利益も大幅に増加しました。

「その他」に分類される事業の売上高は、前年同期比で1億3,300万ユーロ増の6億1,000万ユーロとなりました。これは主に、原材料取引事業における価格の上昇によるものです。特別項目控除前営業利益は3,100万ユーロ減少し、マイナス2億5,000万ユーロとなりました。これは主に、長期インセンティブ(LTI)制度における評価替によるものです。

地域別にみると、とりわけアジア太平洋地域において売上高と利益が大幅に増加しました。同地域では販売量が全部門で大幅に増加しており、販売価格もとりわけ化学品部門で上昇しました。この成長は主に、中国で展開する事業によるものです。各地域における事業展開に関する詳細につきましては、本日発行いたしました四半期報告書の13ページでご確認いただけます。

 

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)で、持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約114,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、 www.basf.com(英)、 newsroom.basf.com(英語)、 www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

将来の予測に関する記述について

この文書にはBASF経営陣による現時点での経験、推測、および予測、ならびに現在入手可能な情報に基づく「将来の予測に関する記述」が含まれています。これらは将来の業績を保証するものではなく、予測が困難な一定のリスクと不確実性を含んでいるほか、将来のできごとに関する、正確とは限らない仮定に基づいています。BASFの実際の結果、業績、達成事項は、多くの要因によってこれらの記述が明示的または黙示的に示したものとは大きく異なる場合があります。この文書に記載された将来の予測に関する記述に関しては、BASFは更新の義務を負いません。

P-17-188

Last Update 2017/05/08