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2017/07/31
日本

BASF、2017年第2四半期の業績を発表、当初の見通しを上方修正

(本資料は 2017年7月27日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)

2017年第2四半期

  • 売上高は163億ユーロ(前年同期比12%増)
  • 特別項目控除前営業利益は23億ユーロ(32%増)
  • 1株あたりの利益は1.63ユーロ(37%増)、調整後の1株あたりの利益は1.78ユーロ(37%増)
  • 営業活動から得られたキャッシュフローは30億ユーロ(29%増)、フリー・キャッシュフローは21億ユーロ(59%増)

2017年の見通し

  • 売上高は依然として大幅増の予測
  • 特別項目控除前営業利益は前年を大幅に上回る見通し

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこのほど、2017年第2四半期の業績を発表しました。BASF取締役会会長Dr. クルト・ボックは、「2017年第2四半期も、引き続き需要の増加傾向が見られました。販売量は5四半期連続で前年同期の水準を上回りました。前年同期と比べて、売上高、利益ともに大幅に増加しました」と述べています

2017年第2四半期のBASFグループの売上高は、前年同期比12%増の163億ユーロとなりました。これは主に、販売価格の上昇と販売量の増加によるものです。原材料価格が上昇するなか、BASFは販売価格を7%引き上げました。これは主に、化学品部門での価格上昇によるものです。販売量は3%増となりました。為替のプラス効果も増収に貢献し、ポートフォリオ変更による影響と同様、売上高の1%増につながりました。

特別項目控除前営業利益は前年同期比32%増の23億ユーロとなりました。これは主に、化学品部門および石油・ガス部門における大幅増益によってもたらされたものです。しかし、高性能製品部門、機能性材料部門、農業関連製品部門での減益が、大幅増にブレーキをかける結果となりました。2016年10月に本社工場(ドイツ: ルートヴィッヒスハーフェン)のノースハーバーにて発生した事故によるマイナスの影響は、1億ユーロの保険金で補填されました。この保険金の大部分は、化学品部門に計上されました。

純利益は前年同期を4億400万ユーロ上回り、15億ユーロとなりました。1株あたりの利益は、前年同期の1.19ユーロに対して1.63ユーロでした。特別項目、および無形固定資産償却分調整後の1株あたりの利益は1.78ユーロでした(2016年第2四半期は1.30ユーロ)。

2017年第2四半期の営業活動から得られたキャッシュフローは、前年同期の23億ユーロから30億ユーロとなりました。フリー・キャッシュフローは前年同期には13億ユーロだったものが、今期は21億ユーロとなりました。この増加は主に、純利益が増加したことによるものです。

2017年の見通し

2017年上半期はマクロ経済が好調なことから、BASFは現在、2017年の景気動向に対してやや肯定的な見方をしています。2017年の世界の経済環境に対する当社の予測を以下の通りに修正します(カッコ内は以前の予測)。

  • GDP成長率: 2.5%(2.3%)
  • 世界工業生産の成長率: 2.5%(2.3%)
  • 化学品生産の成長率: 3.4%(変更なし)
  • ユーロ/ドルの平均為替レート:1ユーロ=1.10ドル(1ユーロ=1.05ドル)
  • 年間平均ブレント原油価格:1バレル=50ドル(1バレル=55ドル)

ボックは次のように述べています。「2017年通期の見通しとして、少なくとも6%の大幅増収になると予測しています。2017年上半期の大幅増益を踏まえると、2017年の特別項目控除前営業利益は少なくとも11%増の大幅増になると予測しています。」

さらにボックは、「2017年下半期の特別項目控除前営業利益は、前年同期比で微増になると予測しています。こうした見通しは、2017年上半期の化学品部門の好調を踏まえたものですが、当初の予測よりも原油価格、USドルともに弱い動きにあるため、BASFの利益にマイナスの影響を及ぼし、微増にとどまると予測しています」と述べています。

部門別業績

「化学品部門」の第2四半期の売上高は前年同期比25%増加し、40億ユーロとなりました。これは主に、販売価格の大幅上昇、とりわけモノマー事業本部における価格上昇によるものです。為替のプラス効果も増収に貢献しましたが、販売量は微減となりました。特別項目控除前営業利益は、主にモノマー事業本部、石油化学品事業本部における利益率の上昇により、前年同期比6億6,200万ユーロ増の11億ユーロとなりました。固定費は全体的に微減となりました。2017年上半期の売上高は30%増加し、82億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は主に利益率の改善と販売量の増加により、12億ユーロ増加し、21億ユーロとなりました。

「高性能製品部門」の第2四半期の売上高は、全事業本部で販売価格が上昇し販売量が増加したことから、前年同期比を4%上回り、41億ユーロとなりました。為替のプラス効果も増収に貢献しましたが、ポートフォリオ変更の影響で売上高の伸びがペースダウンしました。主に原材料の価格が上昇し、個々の事業分野の市場で困難な状況が続くことから、利益率に継続的な圧力がかかり、特別項目控除前営業利益は1億700万ユーロ減少し、4億500万ユーロとなりました。2017年上半期の売上高は前年同期比6%増で、84億ユーロでした。特別項目控除前営業利益は1億4,700万ユーロ減少し、9億2,000万ユーロとなりました。

「機能性材料部門」の第2四半期の売上高は、前年同期比12%増の53億ユーロとなりました。これは主に、販売量の増加や、2016年12月のアルベマール社からのシェメタル社の買収、そして、販売価格の上昇によるものです。為替のプラス効果も増収を後押ししました。また、BASFは自動車産業への販売量の増加を実現しました。特別項目控除前営業利益は1億1,300万ユーロ減少し、4億2,200万ユーロとなりました。触媒事業本部における増益とシェメタル社買収の効果があったものの、全体的な利益率の低下と固定費の増加の補填は部分的なものにとどまりました。2017年上半期の売上高は15%増の105億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は2016年上半期と比べて3,800万ユーロ減少し、9億5,300万ユーロとなりました。

「農業関連製品部門」の第2四半期の売上高は、前年同期比5%増の15億ユーロとなりました。これは主に、販売量の増加、とりわけ北米および東欧における増加と、為替のプラス効果によるものです。製品価格は前年同期に比べ、わずかに下落しました。特別項目控除前営業利益は前年同期比で4,800万ユーロ減少し、2億7,200万ユーロとなりました。これは主に、プロダクト・ミックスが変わったことで平均利益率が低下したことが要因です。2017年上半期の売上高は前年同期比4%増の34億ユーロでした。特別項目控除前営業利益は1億600万ユーロ減少し、8億500万ユーロでした。

「石油・ガス部門」の第2四半期の売上高は、販売量の増加と販売価格の上昇により、前年同期と比べて32%の大幅増の8億1,400万ユーロとなりました。販売量の増加は、主にガスの販売量が増加したことに加え、6月にリビアにおいてオフショアでリフティングを行ったことによるものです。生産量は前年同期の水準を維持しました。特別項目控除前営業利益は8,900万ユーロ増加し、1億8,300万ユーロとなりました。これは主に、販売価格の上昇と販売量の増加によるものです。純利益は大幅増となりました。2017年上半期の売上高は、前年同期比34%増の16億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は1億9,300万ユーロ増加し、3億5,300万ユーロとなりました。

「その他」に分類される事業の第2四半期の売上高は、原材料取引事業における取引量が減少したことから、前年同期を2%下回り、4億7,600万ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は6,100万ユーロ増加し、マイナス1億5,100万ユーロとなりました。これは主に、長期インセンティブ(LTI)制度における評価替によるものです。また、2017年上半期の売上高は前年同期比13%増の11億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は3,000万ユーロ増加し、マイナス4億100万ユーロとなりました。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)で、持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約114,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

将来の予測に関する記述について

この文書にはBASF経営陣による現時点での経験、推測、および予測、ならびに現在入手可能な情報に基づく「将来の予測に関する記述」が含まれています。これらは将来の業績を保証するものではなく、予測が困難な一定のリスクと不確実性を含んでいるほか、将来のできごとに関する、正確とは限らない仮定に基づいています。BASFの実際の結果、業績、達成事項は、多くの要因によってこれらの記述が明示的または黙示的に示したものとは大きく異なる場合があります。この文書に記載された将来の予測に関する記述に関しては、BASFは更新の義務を負いません。

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Last Update 2017/07/31