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2018/07/31
日本

2018年第2四半期

(この資料は BASF本社(ドイツ)が 2018年7月27日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。)

  • 販売量は堅調な伸びを見せ、販売価格が上昇、引き続き為替の影響を受けた
  • 売上高は168億ユーロ(前年同期比3%増)
  • 特別項目控除前営業利益は24億ユーロ(前年同期比5%増)

2018年の見通し

  • 若干の売上増
  • 特別項目控除前営業利益は微増

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこのほど、2018年第2四半期の業績を発表しました。第2四半期、BASFグループは増収増益を記録しました。BASFの取締役会会長であるDr. マーティン・ブルーダーミュラーは、「2017年の第2四半期と比べ、売上高は5億1,800万ユーロ増の168億ユーロとなりました」と述べています。すべての部門、とりわけ機能性材料部門と石油・ガス部門における販売価格の上昇が牽引役となりました。また、高性能製品部門を除き、すべての事業部門で販売量の増加を達成しましたが、これは一部、為替の影響によって相殺されました。

特別項目控除前営業利益は前年同期比1億500万ユーロ増の24億ユーロとなりました。これは主に、石油・ガス部門の利益が大幅に拡大したことによるものです。農業関連製品部門、高性能製品部門では特別項目控除前営業利益は微増となりましたが、化学品部門では微減、機能性材料部門では大幅減となりました。

2018年上半期の売上高は前年同期比で3億700万ユーロ増加し、334億ユーロとなりました。これはとりわけ機能性材料部門、化学品部門、石油・ガス部門における販売価格の上昇と、高性能製品部門を除く全事業部門での販売量の増加によるものです。主に米ドルに関連した為替の影響により、全事業部門で売上高が停滞しました。

2018年上半期の特別項目控除前営業利益は、主に石油・ガス部門の利益が大幅に拡大したことから、1億6,000万ユーロ増加し、49億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は化学品部門では微増でしたが、高性能製品部門では微減、機能性材料部門および農業関連製品部門では大幅減となりました。

中国南部の広東省に、新たなフェアブント拠点の建設を計画

ブルーダーミュラーは、2018年第2四半期の業績発表の場で、中国南部の広東省における新たな統合生産拠点「フェアブント拠点」の建設計画についても述べました。BASFはスチームクラッカーを含めた生産拠点の建設と運営を単独で行う、中国初の外国企業となります。ブルーダーミュラーは、「BASFは今回も、先駆者として道を切り開きます」と述べています。

化学品市場における中国のシェアは約40%と、世界でも最大の市場となっており、世界的な化学品生産の成長に大きな影響を与えています。「BASFのように世界で主導的地位を目指す化学会社は、主要な成長市場に参入しなければなりません。BASFは新たなフェアブント拠点で、中国の化学品業界の幕開けの一翼を担い、中国で独自の地位を築くことができるでしょう」とブルーダーミュラーは述べています。

今回の投資は、2030年前後のプロジェクト完了までに100億米ドルに達する見込みです。第一弾のプラントは、遅くとも2026年までに完成する予定です。「覚書への署名は第一歩にすぎず、これから多くの段階を経ていかなければなりません。次のステップは予備的実行可能性調査を完了することです」とブルーダーミュラーは述べています。

8月にバイエル社の事業買収完了を予定

また、ブルーダーミュラーは、バイエルと合意した取引の状況について、「今のところ、バイエルの事業の買収は8月には完了できる予定です。画期的かつ革新的な分野で活躍する4,500名の新たな同僚をBASFに迎えることを、私たちは楽しみにしています」と述べました。本買収はBASFの農薬事業、バイオテクノロジー事業、デジタル農業事業を戦略的に補完するものであり、これにより、BASFは種子事業に参入することとなります。

2018年の見通し

今年の見通しとして、ブルーダーミュラーは次のように述べています。「2018年上半期は新たな地政学的展開が見られ、米国と中国、さらには米国と欧州の間で貿易摩擦が発生したことから、世界経済のリスクが大幅に増大しました。私たちはこうした展開や、当社事業への潜在的な影響を注意深く監視しています。」

現時点で、2018年の世界の経済環境に対するBASFの評価は、原油価格を除き、据え置きます。経済状況に対する当社の予測を以下の通りに修正します(カッコ内は以前の予測)。

  • GDP成長率: 3.0%(3.0%)
  • 世界工業生産の成長率: 3.2%(3.2%)
  • 化学品生産の成長率: 3.4%(3.4%)
  • ユーロ/ドルの平均為替レート: 1ユーロ=1.20ドル(1ユーロ=1.20ドル)
  • 年間平均ブレント原油価格: 1バレル=70ドル(1バレル=65ドル)

BASFは、2017年度年次報告書に含まれるBASFグループの売上高、利益の予想を再確認しました。また、売上高および特別項目控除前営業利益の微増、営業利益(EBIT)の微減を予想しています。さらに、資本コストに対する大幅なプレミアムを見込んでおり、資本コスト控除後営業利益は大幅減となる見通しです。この見通しには、BASFの石油・ガス事業とDEA Deutsche Erdoel AG社、およびその子会社の事業の合併計画は考慮されていません。

部門別業績

「化学品部門」の第2四半期の売上高は前年同期の40億ユーロをやや上回り、41億ユーロでした。これはとりわけモノマー事業本部および中間体事業本部における販売価格の上昇と、販売量の増加によるものです。一方、売上高は米ドルに関連した為替の影響を受けました。特別項目控除前営業利益は前年同期と比べて微減となりましたが、それでも11億ユーロと高い水準を維持しました。この微減は主に、工場の再生を実施したことによる固定費の増加が原因です。2018年上半期の売上高は82億ユーロから3%増加し、84億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は6%増の22億ユーロでした。

「高性能製品部門」の第2四半期の売上高は、前年同期比で微減となり、39億ユーロでした(2017年第2四半期は41億ユーロ)。全事業本部で米ドルに関連した為替の影響が見られたことが主因です。ニュートリション&ヘルス事業本部およびケア・ケミカルズ事業本部における販売量の減少、パフォーマンスケミカルズ事業本部およびディスパージョン&ピグメント事業本部におけるポートフォリオ変更の影響が、売上高の停滞につながりました。一方、販売価格の上昇により、売上高にプラスの影響がありました。特別項目控除前営業利益は固定費の減少、利益率の上昇により、前年同期と比べて微増となり、4億900万ユーロでした。2018年上半期の売上高は前年同期の84億ユーロから5%減少し、79億ユーロでした。特別項目控除前営業利益は4%減の8億7,900万ユーロとなりました。

「機能性材料部門」の第2四半期の売上高は、販売価格の上昇と販売量の増加により、前年同期比で5%の微増を記録し、55億ユーロとなりました。売上高は主に米ドルに関連した為替の影響を受けました。特別項目控除前営業利益は主に固定費の増加と、原材料価格の上昇による利益率の低下により、前年同期を大きく下回り、3億3,800万ユーロとなりました。2018年上半期の売上高は前年同期比2%増の107億ユーロでした。特別項目控除前営業利益は前年同期の9億5,300万ユーロに対し、6億7,100万ユーロでした。

「農業関連製品部門」の第2四半期の売上高は、全地域で為替の影響が見られたことから、前年同期比で微減となり、15億ユーロでした。とりわけ南米およびアジアでは販売量が増加し、販売価格も若干上昇しました。特別項目控除前営業利益は前年同期を若干上回り、2億7,800万ユーロとなりました。為替の影響が見られたにもかかわらず、プロダクト・ミックスがこれまでより有利に働き、平均利益率が上昇しました。これが固定費の微増を十分に埋め合わせました。2018年上半期の売上高は前年同期比4%減の32億ユーロでした。特別項目控除前営業利益は1億400万ユーロ減少し、7億100万ユーロでした。

「石油・ガス部門」の第2四半期の売上高は、主に販売価格の上昇により前年同期を大きく上回り、ほぼ10億ユーロに達しました。新たな油田での生産開始を受けてノルウェーからの販売量が増加したこと、さらに取引量が増加したことも、売上高の増加につながりました。2018年第2四半期には、1バレルあたりの平均ブレント原油価格が74ドルでした(2017年第2四半期は50ドル)。欧州の現金取引市場におけるガスの価格も、前年同期と比べて大幅に上昇しました。為替の影響 により、売上は減少しました。特別項目控除前営業利益は大幅増の3億9,100万ユーロでした(2017年第2四半期は1億8,300万ユーロ)。原油、ガスともに価格が上昇しました。ノルウェーでは、積立金の増額による減価償却費の減少と販売量の増加を記録しました。純利益は大幅増となりました。2018年上半期の売上高は、19億ユーロに増加し(2017年上半期は16億ユーロ)、特別項目控除前営業利益も7億5,600万ユーロに増加しました(2017年上半期は3億5,300万ユーロ)。

「その他」に分類される事業の第2四半期の売上高は、主に原材料取引事業における販売量の増加と販売価格の上昇により、前年同期の4億7,600万ユーロを大きく上回り、6億6,200万ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は、引当金繰入れ が減額され、為替の影響が改善 したことから、大幅増となりました。2018年上半期の売上高は、前年同期比12%増の12億ユーロとなりました。特別項目控除前営業利益は13%増でした。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの事業部門から成ります。2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、www.basf.comをご覧ください。

将来の予測に関する記述について

本リリースにはBASF経営陣による現時点での推測および予測、ならびに現在入手可能な情報に基づく「将来の予測に関する記述」が含まれています。これらはここに記す将来の進展や業績を保証するものではなく、多くの要因に依存し、様々なリスクと不確実性を含んでいるほか、正確とは限らない仮定に基づいています。本リリースに記載された将来の予測に関する記述に関しては、BASFは更新の義務を負いません。

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Last Update 2018/07/31