2018年8月21日

BASF、バイエルの野菜種子事業の買収を完了

(この資料は BASF本社(ドイツ)が 2018年8月16日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。)

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこの度、主にNunhems®ブランドで世界的に販売されているバイエルの野菜種子事業の買収を完了しました。今回の取引により、広く認知された実績あるブランドがBASFのポートフォリオに加わります。この野菜種子事業は24の作物と2,600を超える品種で構成されます。また、確立された強力な研究開発と、15以上の作物における100を超える特有の育種システムが含まれます。

野菜種子事業が追加されたことによりBASFの世界的なポートフォリオはさらに充実します。BASFの種子プラットフォームを強化するとともに、種子、形質、化学・生物農薬、土壌管理、プラントヘルス、害虫防除、デジタル農業の各分野で拡大するアグロソリューションのポートフォリオを補完します。

この取引をもって、モンサント買収の一環としてバイエルが売却を検討していた事業及び資産の買収が完了しました。これらの事業のバイエルにおける2017年通期の売上高は22億ユーロでした。買収金額は76億ユーロ(取引実行時に調整の可能性あり)であり、全額現金取引となります。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

BASFのアグロソリューション事業本部について

世界の人口が急速に増加するなか、持続可能な農業と健康的な環境を作り出して維持するBASFの役割はますます大きくなっています。BASFのアグロソリューション事業本部は、生産者や農業従事者、害虫駆除業者などの皆さんと共にこの状況に対応しています。そのため、BASFは強力な研究開発パイプラインや、種子、形質、化学・生物農薬、土壌管理、プラントヘルス、害虫防除、デジタル農業などを含む、幅広いポートフォリオに投資を行っています。研究室や現場、事務所、生産施設に専門家チームを配し、生産者や社会、そして地球のために、革新的な考え方と堅実な行動を組み合わせ、実際に役立つ現実的なアイデアを生み出しています。2017年、BASFのアグロソリューション事業本部の売上高は57億ユーロでした。アグロソリューション事業本部についての詳細は www.agriculture.basf.com/jp 、または各種ソーシャルメディアをご参照ください。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、アグロソリューション、石油・ガスの5つの事業から成ります。2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、www.basf.com をご覧ください。

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Last Update 2018年8月21日