2018年10月5日

BASF、「国連グローバル・コンパクト・リード企業」および「SDGパイオニア」に認定

(この資料は BASFが 2018年9月25日に米国で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。)

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、国連グローバル・コンパクトのリーダーサミットにおいて、「国連グローバル・コンパクト・リード企業」および「SDGパイオニア」として認定されました。これは国連グローバル・コンパクトおよび持続可能な開発目標(SDGs)への継続的な関与とコミットメントが評価された証です。

BASFの取締役サオリ・デュボーグはリーダーサミットのCEO円卓会議に参加し、企業、政府関係者、および市民を含むステークホルダーとともに、SDGs達成に向けた姿勢や行動を促進するためにどのように協業できるか議論を交わしました。「BASFにとって、責任ある事業活動はSDGsを達成するための前提条件です。事業の成功とは、利益を生み出すだけでなく、社会や環境に価値を生み出すことだと考えています」とデュボーグは述べています。

持続可能な水と気候への取り組みを推進するBASFの革新的なソリューションが評価され、北米市場・ビジネス開発担当プレジデントのテレサ・ゼレストがBASFを代表して、「国連グローバル・コンパクトSDGパイオニア」として表彰されました。ゼレストは次のように述べています。「BASFは今日の困難な問題を戦略的に解決し、より良い明日を築いていけるようパートナーと協力しています。資源に限りがある中、責任ある水の使用、および世界的な水の保全は、BASFにとって引き続き最優先事項です。」BASFは、多くのステークホルダーと協力し、水関連の課題に対するあらゆる活動を推進しています。例えば、BASF コーポレーション(米国)は、2017年にルイジアナ州立大学工学部に100万ドルを寄付し、「BASF Sustainable Living Lab」を設立しました。これは、地球規模の課題に対する持続可能な解決策に焦点を当てた、問題解決型の教育および研究を促進するためです。

同ラボの研究チームは、太陽からの可視光を利用した携帯型の水消毒システムを開発しました。この技術は、従来のエネルギーを集約する消毒法を用いることが不可能な発展途上国において、約10億人に安全な飲料水を提供する可能性を持っています。

BASFの水管理戦略には、水の効率的な利用と、地域の水問題に対する持続可能な解決策の開発が含まれています。例えば、BASFは、同じ流域地区で活動する自治体や企業など、他の水利用者と協力しています。BASFは2010年のプログラム開始以来、CDP(旧Carbon Disclosure Project、現Disclosure Insight Action)への水管理に関する報告を行っており、2017年には、CDPの「ウォーターAリスト」に2回目の選出を果たしています。

BASFは、2000年の国連グローバル・コンパクトの創設メンバーとして、2015年に国連が提唱したSDGsの策定に貢献し、持続可能なビジネス・プラクティスの枠組みを構築するSDGsの実施において国連を支援しています。

BASFの持続可能性活動と水管理戦略の詳細については、こちらからご覧ください。 (英語)

BASF’s sustainability activities

 

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、アグロソリューション、石油・ガスの5つの事業部門から成ります。2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、www.basf.comをご覧ください。

Last Update 2018年10月5日