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Business & Financial News  |  2021年7月30日
日本

BASF、販売価格の上昇と販売量の増加により、第2四半期の業績も非常に好調

この資料は BASF本社(ドイツ)が 2021年7月28日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。

 

  • 売上高は56%増の198億ユーロ
  • 特別項目控除前営業利益は大幅増の24億ユーロ
  • 営業活動によるキャッシュフローは、前年同期比2億95百万ユーロ増の25億ユーロ
  • 2021年売上高の見通しを740億~770億ユーロに、特別項目控除前営業利益の見通しを70億~75億ユーロに上方修正

 

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこのほど、2021年第2四半期の業績を発表しました。BASF取締役会会長 Dr.マーティン・ブルーダーミュラーは、最高財務責任者(CFO)のDr.ハンス‐ウルリッヒ・エンゲルとともに出席した第2四半期の決算発表のプレゼンテーションで、「前々四半期からの増収傾向が続いています。販売価格の上昇と販売量の増加により、第2四半期は非常に優れた業績を達成できました」と述べています。BASFは2021年7月9日に速報値を発表し、すでに2021年通年の見通しを上方修正しています。

「前年同期と比較して、すべての地域と事業セグメントで、販売量の増加と販売価格の上昇を達成しました」とブルーダーミュラーは述べました。

売上高は、前年同期比71億ユーロ増の198億ユーロでした。売上高56%増の要因は主に、すべての事業セグメントで販売価格が上昇し、販売量が増加したことによるものです。価格水準の上昇はサーフェステクノロジー事業セグメント、ケミカル事業セグメント、マテリアル事業セグメントにおいて顕著で、販売量は主にサーフェステクノロジー事業セグメント、マテリアル事業セグメント、インダストリアル・ソリューション事業セグメントで増加しました。一方、為替のマイナス効果がこれらのプラス効果を一部相殺しました。

2021年第2四半期の特別項目控除前営業利益は、新型コロナウイルス感染拡大前の水準である2019年第2四半期の10億ユーロを大幅に上回り、前年同期比で20億ユーロ以上増の24億ユーロに達しました。これは主に、ケミカル、マテリアル両事業セグメントの特別項目控除前営業利益が大幅に増加したことによります。また、サーフェステクノロジー事業セグメントおよびインダストリアル・ソリューション事業セグメントでも大幅増益となりました。対照的に、「その他」に分類される事業、ニュートリション&ケア事業セグメント、アグロソリューション事業セグメントの特別項目控除前営業利益は大幅に減少しました。営業利益(EBIT)は、前年同期の59百万ユーロから23億ユーロに増加しました。減価償却費および特別項目控除前営業利益(特別項目控除前EBITDA)は、前年同期比20億ユーロ増の32億ユーロとなりました。EBITDAは21億ユーロ増の32億ユーロでした。

ブルーダーミュラーは、「販売価格の上昇と販売量の増加により、川上分野の事業で大幅増益となったため、全体としても大幅増益につながりました。川下分野の事業においても高い需要によって、販売量の増加と販売価格の上昇を実現しています」と述べています。

2021年第2四半期のキャッシュフローの推移

2021年第2四半期の営業活動によるキャッシュフローは、前年同期比2億95百万ユーロ増の25億ユーロでした。これは主に、純利益が17億ユーロと大幅に増加したことによるものです。フリー・キャッシュフローは前年同期比2億54百万ユーロ増の18億ユーロでした。

2021 年第2四半期 BASF各事業セグメントの利益推移

ケミカル事業セグメントの売上高は、前年同期比91%増の34億ユーロと大幅に増加しました。この売上高の増加は、主に製品の供給不足と需要の急増で、価格水準が大幅に上昇したことによります。特別項目控除前営業利益は9億90百万ユーロと、前年同期の水準を大幅に上回りました。これは主に、石油化学品事業本部の特別項目控除前営業利益が大幅に増加したことによるものです。中間体事業本部の特別項目控除前営業利益も大幅に増加しました。

マテリアル事業セグメントの売上高は、前年同期比75%増の37億ユーロとなりました。売上高の増加は、主に需要に応じて販売量が大幅に増加したことによるものです。特別項目控除前営業利益はパフォーマンスマテリアルズ、モノマー両事業本部で大幅増を達成し、7億92百万ユーロとなりました。

インダストリアル・ソリューション事業セグメントの売上高は、とりわけディスパージョン&ピグメント事業本部が好調だったことから前年同期を大きく上回り、24億ユーロとなりました。この増収は主に、ディスパージョン&ピグメント、パフォーマンスケミカルズ両事業本部のほぼすべての事業で販売量が増加したことによります。特別項目控除前営業利益は、両事業本部とも前年同期比で大幅に増加し、3億7百万ユーロとなりました。ディスパージョン&ピグメント事業本部は、BASFのグローバル顔料事業の売却完了に伴い、2021年7月1日付けでディスパージョン&レジン事業本部に改称しました。

サーフェステクノロジー事業セグメントの売上高は、とりわけ触媒事業本部において、前年同期比大幅増となりました。全般的な販売価格の大幅上昇と販売量の大幅増加により、前年同期比90%増の59億ユーロの売上高を達成しました。特別項目控除前営業利益は、主に販売量の増加により、触媒、コーティングス両事業本部ともに前年同期の水準を大幅に上回り、2億89百万ユーロとなりました。また、触媒事業本部の利益は、貴金属取引からの貢献が大幅に増加したことに後押しされました。

ニュートリション&ケア事業セグメントの売上高は、前年同期比2%増の16億ユーロでした。これは、ニュートリション&ヘルス事業本部の大幅減収と、ケア・ケミカルズ事業本部の大幅増収が要因です。特別項目控除前営業利益は、主に両事業本部における利益率の低下と固定費の増加により、前年同期比大幅減の1億38百万ユーロでした。

アグロソリューション事業セグメントの売上高は前年同期の水準を大幅に上回り、20億ユーロでした。これは主に、すべての地域で販売量が大幅に増加したことに加え、販売価格が上昇したことによるものです。為替のマイナス影響が、特に南米および北米で重しとなり、売上の伸びが鈍化しました。一方、売上高の増加にもかかわらず、特別項目控除前営業利益は75百万ユーロと、前年同期の水準を大幅に下回りました。これは主に、為替のマイナス効果と、固定費の増加によるものです。

「その他」に分類される事業の売上高は、前年同期比大幅増の7億93百万ユーロでした。これは主に、汎用品取引の売上高が増加したことによります。特別項目控除前営業利益は、前年同期の水準を大幅に下回りました。これは主に、2021年第2四半期の業績好調を受け、変動報酬項目(ボーナス)にかかる引当金繰入額が増加したことによるものです。

BASFグループ2021年の見通し

BASFは 2021年の世界経済環境に関する当社予測を以下の通り修正します(カッコ内はBASF 2021年第1四半期財務報告書で示した予測)。

  • GDP 成長率:5.5% (5.0%)
  • 工業生産成長率:6.5% (5.0%)
  • 化学品生産成長率:6.5% (5.0%)
  • ユーロ/ドル平均為替レート:1 ユーロ=1.20ドル(1 ユーロ=1.18ドル)
  • 年平均ブレント原油価格:1 バレル=65ドル(1 バレル=60ドル)

2021年上半期の好業績、世界経済の回復継続、ケミカル、マテリアル両事業セグメントにおける利益予想の大幅な上振れを踏まえ、2021年通期の見通しを以下の通り修正しました(カッコ内はBASF 2021年第1四半期財務報告書で示した予測)。

  • 売上高:740 億~770 億ユーロ(680 億~710億ユーロ)
  • 特別項目控除前営業利益:70 億~75 億ユーロ(50 億~58億ユーロ)
  • 投下資本利益率(ROCE):12.1%~12.9%(9.2%~11.0%)
  • アクセラレーター製品の売上高:210 億~220 億ユーロ

(190 億~200億ユーロ)*バリューチェーンにおいてサステナビリティに大きく貢献すると判断された製品群

  • 二酸化炭素排出量:2,050 万トン~2,150 万トンで推移(変更なし)

2021年下半期については、産業や経済の情勢が概ね安定するとBASFでは予想しています。なお、BASFの予測は、新型コロナウイルス感染対策として2021年下半期に経済活動が大幅に制限されないことを前提としています。

詳細につきましては、BASF 2021年上半期財務報告(basf.com/halfyearfinancialreport)をご参照ください。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

■BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の 3 つを同時に果たしています。また、全世界で110,000 人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2020 年の BASF の売上高は590 億ユーロでした。BASF 株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASF の詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。

 

将来の予測に関する記述について

本リリースにはBASF経営陣による現時点での推測および予測、ならびに現在入手可能な情報に基づく「将来の予測に関する記述」が含まれています。これらはここに記す将来の進展や業績を保証するものではなく、多くの要因に依存し、様々なリスクと不確実性を含んでいるほか、正確とは限らない仮定に基づいています。本リリースに記載された将来の予測に関する記述に関しては、BASFは更新の義務を負いま
せん。

 

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20210730_Q2_2021_BASF_with_very_strong_second_quarter.pdf
News Release
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Last Update 2021年7月30日