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2015年1月13日

BASF、東日本大震災の子ども支援として就学支援奨学金を寄付

  • 約 50,000 ユーロ(約 700 万円 *1 )の寄付で被災地の中学 3 年生を対象に 3 年間の就学を支援

BASFは東日本大震災で被災した子どもたちの就学を支援する「ユネスコ協会就学支援奨学金」に寄付をすることを発表しました。BASFグループの従業員から寄せられた約50,000ユーロ(約700万円*1)は、BASFシュティフトゥング(慈善活動を目的としたドイツに拠点を置く財団)を通じて、日本ユネスコ協会連盟に寄付されます。

東日本大震災が発生してから3年10ヶ月が経過した今も、震災の影響による経済的な理由で、就学への支援が必要な子どもたちが多くいます。一人でも多くの子どもが不安や心配を抱えることなく勉学に励むことができるように支援することが本寄付の目的です。この寄付金は、岩手、宮城、福島の3県で、特に被害の大きかった地域の中学3年生を対象に支給され、約3年間の就学を支援することに繋がります。

BASF ジャパン株式会社の代表取締役社長であるヨルグ‐クリスチャン シュテックは、次のように述べています。「教育支援における実績やネットワークを持つ日本ユネスコ協会連盟と協力することで、被災地の子どもたちが就学を続けられることを願っています。」

東日本大震災の発生以来、 BASF は、被災地の子どもたちへの支援活動を続けてきました。これまで、緊急義援金として BASF グループの従業員から寄せられた義援金総額 200 万ユーロ(約 2 億 3,000 万円 *2 )のうち、社会福祉法人中央共同募金会を通じて、 50 万ユーロを寄付しました。また、 2011 年から 2014 年には、 BASF は UNESCO (国際連合教育科学文化機関)と協力し、「こころに笑顔」プロジェクトを実施し、「心のケア」と「防災教育」をテーマに小中学生や保護者、教職員を支援しました。 2012 年には福島県で子どもの教育支援活動を行いました。 2013 年には、聖心女子大学の「故郷に親しみ、故郷を創る」プロジェクトを支援し、岩手県陸前高田市に「あそびの場」と「いこいの場」を提供しました。

* 1 … € 1 = 138 円で計算 ( 2014 年 10 月時点)
* 2 … € 1 = 115 円で計算( 2011 年 5 月時点)


公益社団法人日本ユネスコ協会連盟について
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」( UNESCO 憲章前文より)。日本ユネスコ協会連盟は、 UNESCO 憲章の理念にもとづき、国際平和と人類共通の福祉の実現を目指し、識字教育支援「世界寺子屋運動」や、「世界遺産活動」、「東日本大震災 子ども支援募金」など多様な活動を推進しています。


BASF について
BASF (ビーエーエスエフ)は 2015 年、創立 150 周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。 BASF は、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、 BASF は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。 BASF の製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。 BASF は「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。 2013 年の売上は約 740 億ユーロで、従業員数は約 11 万 2000 人です。 BASF の詳しい情報は、 www.basf.com (英語)、 newsroom.basf.com (英語)、 www.japan.basf.com (日本語)をご覧ください。

 

Last Update 2015年1月13日