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2015年2月2日

BASFジャパン、散布作業の省力化を実現する新規水稲除草剤を上市

  • 水稲用除草剤「かねつぐ‐ラジカルジャンボ」を 2015 年 2 月 6 日に発売予定
  • BASF 独自の技術により、長期間の除草効果と、散布作業の省力化を実現

BASF ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表:ヨルグ - クリスチャン シュテック)は、日本の水稲農家を対象に、より効果的かつ効率的な雑草防除を実現する新しい水稲用除草剤「かねつぐ‐ラジカルジャンボ」を 2015 年 2 月 6 日に上市します。

水稲用除草剤「かねつぐ‐ラジカルジャンボ」は、シクロスルファムロンとプレチラクロールを有効成分として含有し、多年生雑草や一部のSU(スルホニルウレア系除草剤)抵抗性雑草を含む幅広い雑草に長期間、除草効果を発揮します。また、BASF独自開発の「ラジカル製剤」により、水溶性フィルムに包まれた本剤を少量(10アールあたり30gのパックを10個)投入するだけで、省力除草が可能になり、水稲栽培における散布作業をより効率化させることができます。水稲用除草剤「かねつぐ‐ラジカルジャンボ」の特長は以下の通りです。

  • 多年生雑草を含む幅広い草種に対して優れた効果を示す。
  • ラジカル製剤により、散布時間の短縮と拡散不良による効果不足、薬害の心配を軽減。
  • 2つの有効成分により、 30 日程度の残効性を発揮する。

BASF ジャパンの化学品・農薬統括本部 農薬事業部 執行役員 レアンドロ・マルティンスは次のように述べています。「水田の規模や地域の特性により、日本の水稲農家の皆様のニーズは多岐にわたります。今回発売する”かねつぐ‐ラジカルジャンボ”は、水稲栽培における散布作業の省力化を実現するとともに、小規模な水田でも使用が可能になります。水稲用除草剤“かねつぐ‐ラジカルジャンボ”の発売により、 BASF ジャパンの除草剤の製品群が充実するとともに、幅広く高機能製品を提供することで、日本の水稲農家の皆様に貢献できると確信しています。」 BASF ジャパンでは、その他にバサグランや 半蔵などの水稲用除草剤製品群を有しており、本製品は、 BASF の水稲用農薬のポートフォリオをより一層充実させます。


日本の BASF について
BASF は日本では 1888 年に事業を開始いたしました。事業活動は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の 4 分野です。主要生産拠点は神奈川県茅ヶ崎市(コンクリート混和剤、建設資材)、茨城県古河市(パーソナルケア製品原料)、茨城県北茨城市(プラスチック添加剤)、横浜市戸塚区(コーティングス)、三重県四日市市(熱可塑性ポリウレタン、ポリマーディスパージョン)です。また、研究開発においては、日本から革新的な製品をグローバル市場に発信することを目指しています。 2012 年には「横浜イノベーションセンター」(エンジニアリングプラスチック)を、 2013 年には既存の尼崎研究開発センターを拡張し、バッテリー材料に特化した研究施設「尼崎研究開発センターバッテリー材料研究所」を新設しました。 2013 年の BASF の日本での売上は 1,959 億円(約 15.1 億ユーロ)、従業員数は 1,301 人です。


BASF について
BASF (ビーエーエスエフ)は 2015 年、創立 150 周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。 BASF は、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、 BASF は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。 BASF の製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。 BASF は「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。 2013 年の売上は約 740 億ユーロで、従業員数は約 11 万 2000 人です。 BASF の詳しい情報は、 www.basf.com (英語)、 newsroom.basf.com (英語)、 www.japan.basf.com (日本語)をご覧ください。

 

Last Update 2015年2月2日