Global Home
2015年3月26日

BASFジャパン、クロルフェナピル(主な製品名:コテツフロアブル)に関するすべての権利取得について日本農薬株式会社と基本合意

  • 2015 年 10 月をもって、クロルフェナピルを有効成分とする「コテツフロアブル」の日本国内のすべての権利を取得
  • 「コテツフロアブル」の直販事業に参入

BASF ジャパン株式会社(本社:東京都港区、以下「 BASF 」)は、日本農薬株式会社(本社:東京都中央区、以下「日本農薬」) が保有する クロルフェナピルを有効成分とする 園芸用殺虫剤 「コテツフロアブル」の日本国内における登録、登録データ、商標を含むすべての資産を、 2015 年 10 月をもって取得する基本合意に至りましたことをお知らせいたします。

1996 年に BASF (当時のアメリカン・サイアナミッド社)は、日本農薬(当時の三菱化成株式会社)との契約のもと、クロルフェナピルの供給を行っておりましたが、本契約の満了により、クロルフェナピルに関するすべての権利を日本農薬から取得します。これに伴い、 BASF も日本国内における「コテツフロアブル」の直販事業に参入します。

「コテツフロアブル」は、クロルフェナピルを有効成分とする殺虫剤で、チョウ目、アザミウマ目、ダニ目をはじめとする幅広い害虫種に効果を示し、茶や果樹、野菜などに広く使用されています。 BASF は、すでにカスケード乳剤やプリンスフロアブルなどの園芸用殺虫剤、ナリア WDG やシグナム WDG といった園芸用殺菌剤、ゴーゴーサン乳剤・細粒剤などの園芸用除草剤を有しており、コテツフロアブルが加わることで、 BASF の園芸用農薬のポートフォリオがより一層充実します。


BASF の農薬事業部について
2014 年に約 54 億ユーロの売上げを計上した BASF の農薬事業部は、農薬や種子処理、生物的防除において革新的なソリューションを提供しています。その他、水、栄養、植物の環境ストレスに対するソリューションも提供しています。その製品ポートフォリオには、芝生管理や園芸分野、害虫駆除および公衆衛生に利用可能な製品も含まれます。 BASF の農薬事業部は、市場を牽引するイノベータ―となり、農業生産を最適化し、事業効率を改善し、拡大する世界人口の生活の質の向上を目標に掲げています。詳細情報に関しては、 www.agro.basf.com または、ソーシャルメディアをご参照下さい。


BASF について
BASF (ビーエーエスエフ)は 2015 年、創立 150 周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。 BASF は、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、 BASF は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。 BASF の製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。 BASF は「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。 2014 年の売上は約 740 億ユーロで、従業員数は約 11 万 3000 人です。 BASF の詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。

Last Update 2015年3月26日