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2016年6月27日

ドイツ化学メーカーBASF、今年も「子ども実験教室」を開催

  • 地球の食糧問題を考えるプログラム「ひんやり保とう!」を東京・六本木で7月26日(火)に実施
  • 7月29日(金)に戸塚工場で開催する「第41回 夏祭り」では、初めて「ミニ子ども実験教室」を開催

世界をリードする化学会社BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の日本法人、BASF ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ヨルグ-クリスチャン シュテック)は、社会貢献活動の一環としてグローバルで展開している 「子ども実験教室」を今年も日本で開催します。今年はBASFジャパンが本社を置く六本木ヒルズ(東京都港区)で森ビル株式会社が主催する夏の「キッズワークショップ2016」のプログラムの一つとして7月26日に開催するほか、BASFジャパンが製造拠点を置く横浜市戸塚区で例年開催している戸塚工場の「第41回夏祭り」(7月29日)でも、近隣の子どもたちを招いて初めて実施します。トレーニングを受けた社員がパートナーとして子どもたちの実験をサポートし、化学の楽しさを伝えます。

六本木ヒルズでは創立150周年を記念して昨年新設した特別プログラム「Keep Cool! (ひんやり保とう!)」を実施し、温度に関する3つの実験を通して食糧問題について子どもたちと一緒に考えます。2050年には世界人口は90億人を超すと言われ、増加し続ける人口に対して食品を安定的に供給し続けることは、今後数十年に向けた極めて重大な地球課題です。本プログラムでは、特に食品輸送中や保管中の損傷による廃棄から生まれるフードロスに注目し、オリジナルの保冷システム作りや温度や熱伝導について学ぶ簡単な実験を通じて、子どもたちとともにこうした課題への科学的取り組みの可能性についても考えます。 

また、40年以上にわたり近隣住民を招いて戸塚工場で開催している「第41回夏祭り」では ミニ*子ども実験教室のブースを初めて設置し、子どもたちに化学に親しむ機会を提供します。実施する実験「Color Butterfly!(カラフルなチョウを作ってみよう!)」では、レモン汁や石鹸といった身近な製品のpH値の違いを利用して、紙でつくったチョウに彩りを与えます。

BASF ジャパン株式会社 代表取締役社長のヨルグ-クリスチャン シュテックは次のように述べています。「BASFの子ども実験教室は、子どもたちに早い時期から科学に親しんでもらうためのプログラムです。私たちは子どもたちに科学や化学に興味を抱き続けてもらえるよう、たびたび新しい実験も取り入れながらこのプログラムを展開しています。創立150周年を記念して2015年に制作したプログラム「Keep Cool! (ひんやり保とう!)」は、温度を切り口に地球課題の解決に科学がどう貢献できるのか考えてもらうきっかけとなるプログラムです。今年は会場を戸塚工場にも広げ、より多くの子どもたちに化学の魅力を伝えたいと思っています。」

*屋外での実施のため、通常行っている実験教室よりも規模を縮小して実施します。

 

BASFの子ども実験教室について

BASFの子ども実験教室はシンプルで安全な実験を通じて子どもたちに化学の魅力を知ってもらうための教育プログラムで、6歳から12歳の子どもを対象にしています。1997年に本社のあるドイツでスタートし、現在は世界30カ国以上で開催しています。日本では2003年より開催し、これまでに4,000人以上の子どもたちが参加しています。 BASFジャパンの子ども実験教室では、トレーニングを受けた社員が実験パートナーとして、子どもたちのサポートを行っています。

日本のBASFについて

BASFは日本では1888年に事業を開始しました。事業活動は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野です。主要生産拠点として、神奈川県茅ヶ崎市(コンクリート混和剤、建設資材)、茨城県古河市(パーソナルケア製品原料)、横浜市戸塚区(コーティングス)、三重県四日市市(熱可塑性ポリウレタン、ポリマーディスパージョン)を構え、また全国に建設化学品の製造センターを有しています。研究開発においては、日本から革新的な製品をグローバル市場に発信することを目指しています。近年、バッテリー材料産業での事業拡大に向けて「尼崎研究開発センターバッテリー材料研究所」や日本のパートナーとの合弁会社を設けたほか、自動車の軽量化をさらに推進するため「アジア・コンポジット・センター」を横浜に開設しました。2015年のBASFの日本での売上高は約15億ユーロ(2,001億円)、従業員数は1,209人です。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約112,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2015年、BASFは700億ユーロを超える売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、 www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、 www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

  • 会場: 六本木ヒルズ森タワー8F(東京都港区六本木6-10-1)
  • 日時:7月26日(火) 10:10~11:20、13:30~14:40、16:00~17:10
  • 実施概要: 
    「ひんやり保とう!」をテーマに、「冷たいものを熱から守ろう!」「電気を使って冷やしてみよう!」「温度変化を色で確認できるかやってみよう!」の3つの実験を行い、どうしたらフードロスをなくせるか、などの地球規模の課題について子どもたちと一緒に考えます。
  • 対象者: 小学校3年生~6年生
  • 定員: 各回20名 (計60名)
  • 問い合わせ:キッズワークショップ事務局
    TEL: 03-3591-9666 ※11:00~19:00(日・祝除く)
  • 申し込み:6/25(土)~7/4(月)の期間 下記ホームページより
    URL: http://www.roppongihills.com/workshop/

*BASFの子ども実験教室は、六本木ヒルズ 「キッズワークショップ 2016」のプログラムの一つとして開催されます。

六本木ヒルズ 「キッズワークショップ 2016」:

  • 開催期間:2016年7月16日(土)~8月28日(日)
  • 開催場所:六本木ヒルズ内各所

  • 日時:7月29日(金) 17:00~20:00 (常時受付)
    ※雨天中止。              
  • 会場:BASFジャパン株式会社 戸塚工場 グラウンド
    (横浜市戸塚区下倉田町296番地)(地図
  • 参加対象者:小学校1年生~6年生
  • 実施概要: 「Color Butterfly! (カラフルなチョウを作ってみよう!)」をテーマにした実験。レモン汁や石鹸などの身近な製品を用い、pH値の違いを利用して、紙でつくったチョウに色付けを行います。(所要時間:10-15分。)

戸塚祭りは近隣住民の皆様を対象に実施しています。夏祭りの会場では、夜店、バトントワラー(地元子供会による演技)、スイカ割り、盆踊り、抽選会などを行います。

Last Update 2016年6月27日