2016年9月20日

BASF、コンクリート混和剤のソリューションと技術に特化した新たな研究開発チームを茅ヶ崎技術開発センター内に設置

  • 建設業界の生産性、耐久性、持続可能性を向上させるイノベーションを開発
  • 世界中にあるR&Dセンターの機能を補完し、アジア太平洋地域でのイノベーションを加速させて現地のニーズに対応

BASFジャパン株式会社(本社: 東京都港区、代表: ヨルグ‐クリスチャン  シュテック)は、茅ヶ崎市にある技術開発センター内に新しく研究開発(R&D)チームを設置しました。これにより、同センターを更に強化し、日本をはじめアジア太平洋地域における建設産業のお客様に、革新的なソリューションや新しいテクノロジーを提供することができるようになります。   

BASFジャパン建設化学品事業部、執行役員の池田尚浩は次のように述べています。「当社が成長するうえでイノベーションは重要な推進力になります。新しいR&Dチームは、建設業界で拡大するニーズに対応し、日本を含むアジア太平洋地域のお客様とBASF研究開発チームの関係を、より緊密にするために設置されます。」

新たに発足したR&Dチームは6名の研究者で構成され、まず初めにコンクリートの耐久性を向上させるイノベーションへのニーズに注力し、日本の厳しい建設要件に対応するための新技術の研究開発に重点的に取り組む予定です。また、建設業界の生産性、耐久性、持続可能性を向上させるイノベーションの開発に向け、世界中で連携しているBASFのR&Dネットワークと密接に協働していきます。

BASFの建設化学品事業部は、アジア太平洋地域の2つのR&Dセンター(中国と日本)を含め、世界中で10カ所のR&Dセンターを設けています。日本国内では、17カ所の事業所と生産拠点を有しています。

MASTER BUILDERSポゾリス® について

MASTER BUILDERS ポゾリス® ブランドは、BASFの専門的技術を結集し構造物の新設、メンテナンス、補修・補強、改修における化学ソリューションを提供します。MASTER BUILDERS ポゾリス® は、世界の建設産業で1世紀以上にわたり培ってきた経験と、日本における「ポゾリス」ブランドの信頼の継承により構築されています。

BASFの建設分野の専門家による世界規模の技術支援体制は、MASTER BUILDERS ポゾリス® の中核を成しています。 お客様の課題解決のため、BASFは独自のポートフォリオから最適な要素を組み合わせ、地域を超えて専門知識を駆使し、世界中の多数の建設プロジェクトで培った経験を生かします。BASFは、現地の建設ニーズに関する深い知識とともにグローバルなBASFの技術を活用して、お客様にさらなる成功をもたらすイノベーションを創出し、持続可能な建設を推進します。

BASFの建設化学品事業部について

BASF の建設化学品事業部門は、構造物の新設、メンテナンス、補修、改修における先進的で化学的なソリューションを提供します。包括的な製品ポートフォリオは、コンクリート混和剤、セメント添加剤、地下建設用ソリューション、防水システム、シーリング剤、コンクリート補修保護システム、高性能グラウト材、高性能床材、固定システム、膨張収縮目地システム、防腐剤などで構成されています。全世界における建設化学品事業部の従業員は約5,500人で、建設分野の専門家により世界規模の技術支援体制でお客様をサポートしています。コンセプト作りからプロジェクト竣工までお客様の課題解決のため、BASFは、専門知識や現地のノウハウを組み合わせて、世界における多数の建設プロジェクトで培った経験を生かします。また、技術だけでなく、現地の建築ニーズの深い知識を活用することで、お客様のさらなる成功をサポートするイノベーションを開発し、持続可能な建設業界を牽引します。建設化学品事業部門は、世界で50カ国以上に製造及び販売拠点を構え、2015年の売上は約23億ユーロです。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約112,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2015年、BASFは700億ユーロを超える売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

Last Update 2016年9月20日