2017年6月15日

BASFジャパン、西洋芝の炭疽病に優れた予防・治療効果を発揮する「フリート®フロアブル」を販売開始

  • 芝生用殺菌剤「フリート®フロアブル」を6月26日に販売開始
  • 芝生の主要病害の防除に高い効果
  • 製品ポートフォリオの充実により病害防除の幅広いソリューションを提供

BASFジャパン株式会社(本社:東京都港区、以下「BASF」)は、ゴルフ場の西洋芝(ベントグラス)に発生する炭疽病などに優れた予防・治療効果を発揮する芝生用殺菌剤「フリート®フロアブル」を6月26日に販売開始します。また、本製品はダラースポット病やブラウンパッチなど他の芝生の主要病害の防除にも効果を発揮します。

炭疽病が発生すると葉の表面に黒い斑点が現れ、短期間の間に芝生に大きなダメージを与えます。国内では春から秋にかけて一定以上の気温で発生し、ゴルフ場で一般的に普及しているベントグラスにおいて近年発生が増加しています。ゴルフ場の芝生はとても繊細で、天候や環境条件、踏圧などの様々な負荷により病害の発生が助長されます。グリーンの質を維持するためには病害の発生を予防する管理が重要です。

「フリート®フロアブル」はトリチコナゾールを有効成分とし、耐性菌の発生を防ぐローテーション防除を組む製品の新たな選択肢になります。優れた浸透移行性と耐雨性の特長を有しており、少量必要な場合にもお求めやすい小口パッケージの製品規格で販売します。

BASFジャパンの農薬事業部環境緑化製品部シニアマネージャー近藤美智は次のように述べています。「『フリート®フロアブル』をはじめとするBASFの芝生用殺菌剤は病害防除を通じてゴルフ場のグリーンキーパーや芝生管理者の皆様が質の高い芝生を維持することをサポートします。BASFは継続して新製品を開発し、均一で美しい芝生を追究するお客様のニーズに応えるソリューションを提供します。」

 

BASFの農薬事業本部について

世界の人口が急速に増加するなか、持続可能な農業と健康的な環境を作り出し維持するBASFの果たす役割はますます大きくなっています。BASFの農薬事業本部は、生産者や農業従事者、害虫駆除業者などの方々と共にこの状況に対応しています。こうした方々の協力のもと、BASFは活発な研究開発パイプラインを有し、製品・サービスの革新的なポートフォリオを提供しながら、研究室や現場に専門家チームを配し、お客様の事業を成功に導く手助けをしています。2016年、BASFの農薬事業本部の売上高は56億ユーロを超えました。農薬事業本部についての詳細はwww.agriculture.basf.com、または各種ソーシャルメディアをご参照ください。

日本のBASFについて

BASFは1888年以降、日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。事業分野は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野です。主要生産拠点として、神奈川県茅ヶ崎市(コンクリート混和剤、建設資材)、横浜市戸塚区(コーティングス)、三重県四日市市(熱可塑性ポリウレタン、ポリマーディスパージョン)を構え、また全国に建設化学品の製造センターを有しています。研究開発においては、日本から革新的な製品をグローバル市場に発信することを目指しています。近年、バッテリー材料産業での事業拡大に向けて、尼崎の「バッテリー材料研究所」や日本のパートナーとの合弁会社を設けたほか、自動車の軽量化をさらに推進するため「アジア・コンポジット・センター」を横浜に開設しました。2016年には茅ヶ崎の技術開発センター内に新しく研究開発チームを設置し、建設業界に向けた革新的なソリューションの提供を目指しています。2016年のBASFの日本での売上高は約16億ユーロ(1,907億円)、従業員数は1,167人です。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)で、持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約114,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

Last Update 2017年6月15日