June 28, 2017

ドイツ化学メーカーBASF、今年も「子ども実験教室」を開催

  • 「子ども実験教室」誕生20周年記念プログラム「かしこく食べよう! - フルーツ・やさい探偵団 (“Clever Foodies”)」 を実施
  • ろう・難聴の子どもたちの受け入れ体制を整備
  • 7月28日(金)に横浜市戸塚区、8月1日(火)、2日(水)に東京 六本木ヒルズで開催

世界をリードする化学会社BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の日本法人、BASF ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ヨルグ-クリスチャン シュテック)は、社会貢献活動の一環としてグローバルで展開している 「子ども実験教室」を今年も日本で開催します。今年はBASFジャパンが本社を置く六本木ヒルズ(東京都港区)で森ビル株式会社が主催する夏の「キッズワークショップ2017」のプログラムのひとつとして8月1日~2日に開催するほか、BASFジャパン・戸塚工場(横浜市戸塚区)にて開催する「第42回夏祭り」(7月28日)でも、近隣の子どもたちを招いて実施します。トレーニングを受けた社員がパートナーとして子どもたちの実験をサポートし、化学の楽しさを伝えます。

東京で実施する「子ども実験教室」誕生20周年記念プログラム:「かしこく食べよう!― フルーツ・やさい探偵団(“Clever Foodies”)」

BASFの子ども実験教室は、1997年に本社を置くドイツ ルートヴィッヒスハーフェンで初めて開催され、今年、誕生20周年を迎えます。これを記念し、BASFはグローバル共通の実験プログラム「かしこく食べよう!― フルーツ・やさい探偵団(“Clever Foodies”)」を企画しました。日本では東京・六本木ヒルズにて実施します。このプログラムは、「“かしこく食べること”と健康的な生活の関係」という子どもにも大人にも共通した課題をテーマに掲げ、実験を通して、色とりどりの野菜やフルーツを食べることが体にとって大切であることを学ぶ機会を提供します。このテーマは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも貢献します。

  • 飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する(目標2)
  • あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する(目標3)
  • すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する(目標4)  

BASF ジャパン株式会社 代表取締役社長のヨルグ-クリスチャン シュテックは次のように述べています。「BASFの子ども実験教室は、子どもたちの探究心をくすぐる内容になっています。実験教室を通して、子どもたちに研究や科学的な発見がいかに有益で楽しいことなのかを知ってほしいと思っています。新プログラム『かしこく食べよう! ― フルーツ・やさい探偵団』では、栄養素について学び、日々の食生活の向上に役立ててほしいと考えています。」

また、多様なコミュニティーの中で学習機会を広げることを目指し、六本木で実施する実験教室では、ろう・難聴の子どもたちにも参加してもらいやすい体制を整えます。同様の障害をもつ社員によるサポートのほか、専用のコミュニケーション機器の使用を予定しています。

横浜で実施するプログラム:「カラフルなチョウを作ってみよう!(Colorful Butterfly!)」

横浜市戸塚区にある戸塚工場では、40年以上にわたり近隣住民を招いて開催している「第42回夏祭り」にてミニ*子ども実験教室のブースを設け、子どもたちに化学に親しむ機会を提供します。実施するプログラム「カラフルなチョウを作ってみよう!(Colorful Butterfly!)」では、石鹸やレモン汁などの身近な製品のpH値の違いを利用して、紙でつくったチョウに彩りを与えます。

*屋外での実施のため、通常行っている実験教室よりも規模を縮小して実施します。

 

BASFの子ども実験教室について

教育は子どもたちの未来を切り開く鍵であり、社会の発展においても重要な役割を果たします。 BASFはソーシャル・エンゲージメント戦略のもと、学習機会を開き、子どもたちの探究心を奨励するとともに、優れた科学的手法やスキルの教育に力を注ぎたいと考えています。これは、私たちが今後の課題に対応し、持続可能な将来をつくっていく上で大きな助けとなります。

BASFの子ども実験教室はシンプルで安全な実験を通じて子どもたちに化学の魅力を知ってもらうための教育プログラムで、6歳から12歳の子どもを対象にしています。1997年に本社のあるドイツでスタートし、今年誕生20周年を迎えました。現在は英国、米国、オーストラリア、シンガポール、インド、日本など、世界30カ国以上で開催されています。日本では2003年より開催し、これまでに4,000人以上の子どもたちが参加しています。 BASFジャパンの子ども実験教室では、トレーニングを受けた社員が実験パートナーとして、子どもたちのサポートを行っています。

日本のBASFについて

BASFは1888年以降、日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。事業分野は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野です。主要生産拠点として、神奈川県茅ヶ崎市(コンクリート混和剤、建設資材)、横浜市戸塚区(コーティングス)、三重県四日市市(熱可塑性ポリウレタン、ポリマーディスパージョン)を構え、また全国に建設化学品の製造センターを有しています。研究開発においては、日本から革新的な製品をグローバル市場に発信することを目指しています。近年、バッテリー材料産業での事業拡大に向けて、尼崎の「バッテリー材料研究所」や日本のパートナーとの合弁会社を設けたほか、自動車の軽量化をさらに推進するため「アジア・コンポジット・センター」を横浜に開設しました。2016年には茅ヶ崎の技術開発センター内に新しく研究開発チームを設置し、建設業界に向けた革新的なソリューションの提供を目指しています。2016年のBASFの日本での売上高は約16億ユーロ(1,907億円)、従業員数は1,167人です。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)で、持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約114,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。

六本木ヒルズでの「子ども実験教室」について

戸塚夏祭りでの「ミニ子ども実験教室」について

かしこく食べよう!フルーツ・やさい探偵団(BASF子ども実験教室のキャラクター)

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June 28, 2017