2018年7月10日

ドイツ総合化学メーカーBASF、今年も「子ども実験教室」を開催

  • 7月27日(金)横浜市戸塚区の戸塚工場、8月24日(金) 東京 六本木ヒルズで開催
  • 東京では、ろう・難聴の子どもたちの受け入れ体制を整備

世界をリードする化学会社BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の日本法人、BASF ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石田博基)は、社会貢献活動の一環としてグローバルで展開している 「子ども実験教室」を、今年も日本で開催します。BASFジャパンが本社を置く六本木ヒルズ(東京都港区)で森ビル株式会社が主催する夏の「キッズワークショップ2018」のプログラムのひとつとして8月24日に開催するほか、BASFジャパン・戸塚工場(横浜市戸塚区)にて開催する「第43回夏祭り」(7月27日)でも、近隣の子どもたちを招いて実施します。トレーニングを受けた社員がパートナーとして子どもたちの実験をサポートし、化学の楽しさを伝えます。

東京で実施するプログラム:「かしこく食べよう!― フルーツ・やさい探偵団 (Clever Foodies)」

昨年、BASFの子ども実験教室誕生20周年を記念してグローバルで実施し各国で好評を博した実験プログラム「かしこく食べよう!― フルーツ・やさい探偵団(“Clever Foodies”)」を今年も東京・六本木ヒルズで開催します。このプログラムは、「“かしこく食べること”と健康的な生活の関係」という、子どもにも大人にも共通した課題をテーマに掲げ、実験を通して、色とりどりの野菜やフルーツを食べることが体にとって大切であることを学ぶ機会を提供します。このテーマは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも貢献するものです。

  • 飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、   持続可能な農業を推進する(目標2)
  • あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する(目標3)
  • すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する(目標4)

また、多様なコミュニティーの中で学習機会を広げることを目指し、昨年より六本木で実施する実験教室では、ろう・難聴の子どもたちにも参加してもらいやすい体制を整えています。同様の障害をもつ社員によるサポートのほか、専用のコミュニケーション機器の使用を予定しています。

横浜で実施するプログラム:「ペンの色のヒミツをさぐろう(Paper Chromatography)」

横浜市戸塚区にある戸塚工場では、40年以上にわたり近隣住民を招いて開催している「第43回夏祭り」にて、ミニ*子ども実験教室のブースを設け、子どもたちに化学に親しむ機会を提供します。実施するプログラム「ペンの色のヒミツをさぐろう(Paper Chromatography)」では、性質の違いを利用して化合物に含まれる物質を分離・精製する「クロマトグラフィー」の基礎的な手法を用いて、ペンのインクに含まれる物質を分け、子どもたちとともにオリジナルの模様を作ります。

BASF ジャパン株式会社 代表取締役社長の石田博基は次のように述べています。「BASFの子ども実験教室は、子どもたち自らの“探求”や“発見”を促す内容になっています。当社の実験教室を通して、子どもたちに研究や科学的な発見が有意義で楽しいと感じてもらえることを願っています。」

*屋外での実施のため、通常行っている実験教室よりも規模を縮小して実施します。

 

BASFの子ども実験教室について

教育は子どもたちの未来を切り開く鍵であり、社会の発展においても重要な役割を果たします。 BASFはソーシャル・エンゲージメント戦略のもと、学習機会を開き、子どもたちの探究心を奨励するとともに、優れた科学的手法やスキルの教育に力を注ぎたいと考えています。これは、私たちが今後の課題に対応し、持続可能な将来をつくっていく上で大きな助けとなります。

BASFの子ども実験教室はシンプルで安全な実験を通じて子どもたちに化学の魅力を知ってもらうための教育プログラムで、6歳から12歳の子どもを対象にしており、1997年に本社のあるドイツでスタートしました。現在は英国、米国、オーストラリア、シンガポール、インド、日本など、世界30カ国以上で開催されています。日本では2003年より開催し、これまでに4,500人以上の子どもたちが参加しています。 BASFジャパンの子ども実験教室では、トレーニングを受けた社員が実験パートナーとして、子どもたちのサポートを行っています。

日本のBASFについて

BASFは1888年より日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。事業分野は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野です。国内では建設化学品事業部の製造センター16カ所を含む24の生産拠点の他、兵庫県尼崎市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ケ崎市、千葉県山武市に研究開発拠点を設けています。2017年のBASFの日本での売上高は約17億ユーロ(約2,100億円)、従業員数は1,087人です。日本のBASFに関する詳しい情報は  www.basf.com/jp をご覧ください。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの事業部門から成ります。2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、www.basf.comをご覧ください。

  • 会場:六本木ヒルズ(東京都港区六本木6-10-1)六本木ヒルズ森タワー14F会場

  • 日時:8月24日(金)
    ①10:00〜11:30 (受付9:40)
    ②13:00〜14:30 (受付12:40)
    ③16:00〜17:30 (受付15:40)

  • 実施概要:「かしこく食べよう!― フルーツ・やさい探偵団(“Clever Foodies”)」

    国連の「持続可能な開発目標」への貢献を目指して昨年創られたグローバル共通の実験プログラムです。3つの実験を通してフルーツや野菜に含まれる栄養素や色素への意識を高め、健康的に「かしこく食べる」ことについて子どもたちと一緒に考えます。試験管や試験紙を使って行う実験は科学者さながらです。

  • 対象者:9歳〜12歳(小学校3年生~6年生)
    (保護者の方の付添は1人のお子様につき1名まで。)

  • 定員:各回20名(計60名)

  • 問い合わせ:キッズワークショップ事務局
    TEL: 03-3503-4833 ※11:00~19:00 (日・祝除く)

  • 申し込み:7/23~7/31 下記ホームページより(当選通知:8/3)
    URL: http://www.roppongihills.com/sp/workshop/2018/
    (BASFの子ども実験教室は、六本木ヒルズ 「キッズワークショップ 2018」のプログラムの一つとして開催されます。)

  • 日時:7月27日(金)17:00~20:00(常時受付)※雨天中止。              
  • 会場:BASFジャパン株式会社 戸塚工場 グラウンド(横浜市戸塚区下倉田町296番地)(地図
  • 参加対象者:小学校1年生~6年生
  • 実施概要:「ペンの色のヒミツをさぐろう(Paper Chromatography)」をテーマにした実験。
    性質の違いを利用して化合物に含まれる物質を分離・精製する「クロマトグラフィ」の基礎的な手法を使って、ペンの色のヒミツを子どもたちと一緒に探ります。(所要時間:10-15分)

戸塚祭りは近隣住民の皆様を対象に実施しています。夏祭りの会場では、様々な夜店、バトントワラー(地元子供会による演技)、スイカ割り、盆踊り、抽選会などを予定しています。

Last Update 2018年7月10日