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2018年9月26日

BASF、今後日本が迎える「人生100年時代」に向けた栄養健康ソリューションを提示

  • 急速に高齢化が進む国民の健康ニーズに応える革新的で効果の高いプロトタイプを幅広く提示
  • BASFブース来訪者にパーソナライズされた健康評価を提供(黄斑色素光学密度 検査を含む)
  • 食品開発展2018にBASFが出展: 2018年10月3~5日、東京ビッグサイト 西1・2 ホール&アトリウム ブース1-151

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は2018年10月3~5日、日本で開催される「食品開発展2018」に出展し、Newtrition®ブランドの下、急速に高齢化が進む日本国民向けの栄養食品および機能性食品ソリューションを展示します。

日本の総務省によると、2025年には日本の65歳以上の高齢者の割合は30%を超える予想です(1)。年を取るにつれ体の細胞機能と組織効率は低下し、高齢者は心疾患(CVD)や眼の加齢黄斑変性(AMD)などの慢性疾患を含む健康上の問題に直面します。日本ではCVDとAMDの高齢患者がそれぞれ17万2900人(2)、70万人(3)に上ると推計されています。

BASFジャパンのヒューマン・ニュートリション部門担当シニアマネージャー、勝野貴臣は次のように述べています。「先進国では高齢化が急速に進行しています。なかでも日本は健康業界におけるイノベーションの中心的役割を果たしています。BASFはお客様との協力の下、高齢化が進む日本だけでなく同じ課題を抱える他の地域においても、ニーズに応えることのできる、より革新的な健康ソリューションを生み出すことを目指しています。」

食品開発展2018では、BASFの知見を生み出す力とその応用に関するノウハウを活用した、2つの新たなNewtrition®製品(プロトタイプ)を展示します。

  • BASFの植物ステロールを使用した嚥下しやすい「ハートケアゼリー」。植物ステロールは悪玉コレステロールの値を下げ、心疾患の主なリスク要因を軽減することが証明されています。また、飲み込みやすい性状で高齢者にとって服薬しやすくなっています。
  • ルテインを含む発泡性タブレット「ブライトアイ」。ルテインは黄斑色素光学密度(MPOD)を高めることが示されています。黄斑色素にはブルーライト遮断作用や抗酸化作用があり、黄斑色素光学密度の向上は視力改善やAMDの防止に役立ちます。

「Newtrition® により私たちは、適切な栄養を、必要としている人に、適切なタイミングでお届けします。人生のあらゆる段階にいる方々に健康効果が証明されている原材料をお届けし、世界中の国や地域において健康の増進と疾病の防止に貢献します。科学的専門性に基づいた技術力、マーケティングおよびアプリケーションノウハウにより、BASFはお客様に合わせたテイラーメイドのソリューションを生み出し、全てのお客様に真の付加価値をお届けします」と勝野は述べています。

BASFブース来訪者には、その場で黄斑色素光学密度(MPOD)検査を無料で受けていただけます。この検査は黄斑色素を計測するもので、所要時間はわずか2~3分です。黄斑色素が不足している場合、黄斑変性のリスクが高まります。また、シンプルで非侵襲的な機器を用いて脈波伝搬速度(AoPWV)を計測し、動脈の硬さに基づいた体内年齢と実年齢の比較もしていただけます。

食品開発展2018、 BASFブース1-151でお待ちしております。

1) 総務省の人口推計(2017年)
2) 厚生労働省の患者調査(2014年)
3) Yasuda M, et al. Ophthalmology. 2009; 116(11): 2135-2140

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

BASF ニュートリション&ヘルス事業本部について

ニュートリション&ヘルス事業部は、食品・飲料添加用栄養成分および飼料添加物、医薬品、香料・香粧品の各業界向けの総合的な製品・サービスを開発・製造・販売しています。革新的なソリューションと最新技術によって、お客様のビジネスにおける効率性改善と製品の安定供給に貢献をしています。主要な食品・飲料添加用成分としては、ビタミン類、カロテノイド類、植物ステロール、乳化剤、オメガ -3 脂肪酸などがあります。ビタミン類とカロテノイド類は、飼料添加物の分野においても主要な製品群であり、他には、微量元素、酵素類、有機酸類などの製品があります。医薬品業界に対しては、幅広い種類の添加剤とイブプロフェンやオメガ-3脂肪酸、ポビドンヨードなどの有効成分を提供しています。さらに、香料・香粧品業界向けに、シトラール、ゲラニオール、L- メントールなどの香料原料も製造しています。BASFのニュートリション&ヘルス事業部は、欧州、北米、南米、そしてアジア太平洋地域にあります。BASFのニュートリション&ヘルス事業部の詳細は、https://www.basf.com/jp/ja/products-and-industries/nutrition.html をご覧ください。

日本のBASFについて

BASFは1888年より日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。事業分野は、化学品、高性能製品、機能性材料、アグロソリューションの4分野です。国内では建設化学品事業部の製造センター16カ所を含む24の生産拠点の他、兵庫県尼崎市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ケ崎市、千葉県山武市に研究開発拠点を設けています。2017年のBASFの日本での売上高は約17億ユーロ(約2,100億円)、従業員数は1,087人です。日本のBASFに関する詳しい情報はwww.basf.com/jp をご覧ください。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、アグロソリューション、石油・ガスの5つの事業から成ります。2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、www.basf.com をご覧ください。

Last Update 2018年9月26日