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2018年11月16日

BASF、「コンストラクション コンピテンシーセンター」を茅ヶ崎市に開設

  • 技術開発センターの機能を高め、BASFジャパン 建設化学品事業部の本部として設置
  • 顧客への迅速な対応や統合されたサービスを提供する新たな拠点

BASFジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:石田博基)は、茅ヶ崎市萩園に、日本における建設化学品事業の本部として、「コンストラクション コンピテンシーセンター」を開設しました。この新しいセンターの設立により、建設業界のお客様へ提供するBASFのイノベーションとサービスをさらに高めます。

BASFジャパン建設化学品事業部、執行役員の池田尚浩は、次のように述べています。「茅ヶ崎技術開発センターでは長年にわたり、コンクリートに携わるさまざまな研究テーマに関する知識や最善の方法を、業界の専門家と共有してきました。この信頼とイノベーションを継承し、業界でのリーディングポジションを高め、建設産業に向けた高品質な製品やソリューションの提供をすべく、BASFは、茅ヶ崎技術開発センターをコンストラクション コンピテンシーセンターとして、新たにスタートさせます。」

また、当センターをBASFの建設化学品事業部の本部として定め、日本全国16カ所の生産拠点とポゾリス ソリューションズ株式会社のオペレーション業務を統括します。「セールス、マーケティング、カスタマーサービス、研究開発、生産管理などの機能を統括することで、業務効率が向上します。引き続き設備投資は行い、お客様に変革をもたらしていきます」と池田は述べています。

BASFは、2016年に建設化学品事業部に新たな研究開発チームを設置し、2017年には顧客重視の販売子会社であるポゾリス ソリューションズ株式会社を設立しました。さらに2018年には、新たな革新的混和剤マスターレオシュア®や、トンネル建設のソリューション マスターロック® を上市しました。BASFは建設業界のニーズに応えるべく、今後も、新技術を生み出し、新製品の上市を継続して行います。

 

BASFの建設化学品事業部について

BASFの建設化学品事業部門は、構造物の新設、メンテナンス、補修、改修における先進的で化学的なソリューションを提供します。包括的な製品ポートフォリオは、コンクリート混和剤、セメント添加剤、地下建設用ソリューション、防水システム、シーリング剤、コンクリート補修保護システム、高性能グラウト材、高性能床材、固定システム、膨張収縮目地システム、防腐剤などで構成されています。全世界における建設化学品事業部の従業員は約6,500人で、建設分野の専門家により世界規模の技術支援体制でお客様をサポートしています。コンセプト作りからプロジェクト竣工までお客様の課題解決のため、BASFは、専門知識や現地のノウハウを組み合わせて、世界における多数の建設プロジェクトで培った経験を生かします。また、技術だけでなく、現地の建築ニーズの深い知識を活用することで、お客様のさらなる成功をサポートするイノベーションを開発し、持続可能な建設業界を牽引します。建設化学品事業部門は、世界で60カ国以上に製造及び販売拠点を構え、2017年の売上は約24億ユーロです。

 

日本のBASFについて

BASFは1888年より日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。国内では建設化学品事業部の製造センター16カ所を含む24の生産拠点の他、兵庫県尼崎市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ケ崎市、千葉県山武市に研究開発拠点を設けています。2017年のBASFの日本での売上高は約17億ユーロ(約2,100億円)、従業員数は1,087人です。日本のBASFに関する詳しい情報は www.basf.com/jp をご覧ください。

 

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、アグロソリューションの4つの事業部門から成ります。2017年のBASFの売上高は約600億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、 www.basf.comをご覧ください。

Last Update 2018年11月16日