コーティングス事業部

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Xiaoqian
コーティングス事業部 技術サービス、2018年入社

私の仕事

BASFコーティングス事業部は、世界の自動車用OEM向け塗料のリーディング・サプライヤーの1つです。製品および塗装プロセスのイノベーターとして、将来のモビリティを推進するために、持続可能で技術的にも高度な塗装におけるソリューションを提供しています。BASFコーティングズジャパンの幅広いポートフォリオには、電着塗料、プライマー、ベースコート、クリアコートなど、さまざまな製品が含まれています。トレンドリサーチやカラーデザインから最終的な塗料の化学的性質や開発にまで及びます。同時に、お客様と緊密に連携し、お客様の塗装工場のプロセスを最適化しています。

私は2018年4月に入社して以来、カスタマイゼーション、サービスセンター、アカウントと三つの部署で働きました。すべて技術職なので、仕事の割合は、ラボでの実験60%、デスクワーク35%、出張5%となります。入社以来、BASFジャパンとBASFフランスでベースコート、クリアコートに関連する三つのプロジェクトに参加することができました。

 

 

世界No.1の化学会社

私は大学で化学を専攻していたので、BASFは学生時代から憧れていた会社です。大学院は名古屋のため一次面接はオンラインで予定されていましたが、第一志望の会社から頂いたせっかくチャンスでしたので、直接熱意を伝えたく東京まで足を運び面接を受けました。

CYPプログラム

CYPとはCoatings Young Professional プログラムです。2年間でBASFとコーティングス事業部について学び、入社2年目でも塗料の分野で活躍できる即戦力を育成するプログラムです。私はこのCYPに応募しました。最終面接は英語で行い、リーダーシップ力、コミュニケーション力、決断力などのアセスメントがありました。この最終面接が終わった時点で、さらにBASFに入社したいという気持ちが強くなりました。

選考を通して出会ったBASFの人事部、先輩社員は魅力的に映りましたし、面接の質問に答えていく過程で自分がこの会社にフィットするか判断できました。

将来彼らと一緒に働きたい、彼らのような人になりたいという気持ちが益々強くなりました。

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グローバル企業で成長できる

昨年フランスへ一年間滞在し、フランス語を習得することがきました。今年(2021年)6月に、DELF B1に合格しました。20代で海外赴任のチャンスがあり、グローバルな視野や人脈を広げることが出来、人生が変わったといっても過言ではありません。

私の職場は海外赴任や出張の機会が多く、多国籍な社員と一緒に働けます。最近では電話会議を増やし、技術的な問題が発生したら日本だけでなく世界中のチームと一緒に問題を解決しています。日本だけでなく、世界中の先端技術に触れることができます。
社内の雰囲気も良く、先輩たちは外国人の私に技術面のサポートから日本語まで丁寧に教えてくれます。仕事の後は先輩たちとゴルフや食事に行ったりしています。

BASFはお互いを尊敬し、意見を尊重することを大切にしています。

プロジェクトではチームメンバーと積極的にアイディアを出し合い、一緒に改善策を考えます。上司は仕事だけでなく自身のキャリアプランについても相談に乗ってくれます。新しいアイディアを受け入れ、サポートしてくれる体制だからこそやりがいをもって働いています。

会社と共に成長する

仕事はただのアウトプットだけではなく、仕事を通して視野を広げ学び、なりたい自分に近づいていくと考えます。
私は入社時に比べ、 Excelやパワーポイント等のPCスキルや語学力(日本語、英語、フランス語)、
更にグローバルな環境で人脈を広げることでコミュニケーションス力を向上させました。
塗料の専門知識も増え、チームから頼りになる存在と思ってもらえたことは、モチベーションアップにつながりました。
また自身のプレゼンが高評価を受けたことは大きな達成感がありました。
プレゼンは自身の持っている力(専門知識、語彙力、表現力、対応力、見出しなみ等)の全てが評価されるため、いつも緊張します。
だからこそ高評価を受けたことはとても嬉しかったです。

専門外、新しい環境で仕事をする

入社4年目ですが、既に専門外の5つのユニット、2か国で働きました。入社5ヶ月目に標準板の増刷を担当することになりましたが、色が全く合わず、成功するまで毎日ラボで調色する日々が2ヶ月続きました。慣れない仕事は大変でしたが、新しいことにチャレンジし成功することで、達成感や自信もつきます。慣れた仕事をするより、やりがいを強く感じます。
昨年赴任したフランスは、人口4万人しかいない小さな町です。公共交通機関がないため、車通勤でした。現地はフランス語しか通じないため、最初の生活は大変でした。マネージャーには英語が通じますが、ラボで一緒に働く社員にはほぼ英語が通じないため、平日仕事が終わってから、週2~3回、毎回2時間のフランス語のレッスンを受けました。半年後ようやくフランス語の日常会話ができるようになりましたが、その時コロナでフランス全土がロックダウンしてしまいました。私はコロナの感染は免れましたが、異国で誰とも会えない環境は精神的につらかったです。

目標は3つ

会社全体の目標は、電気自動車、自動運転車、ライドシェアの普及により、モビリティの概念と街の様相を変えることです。同時にサステナビリティ(持続可能性)は、私たちがお客様と共有する基本的な価値観です。BASFはパートナーと協力して、現在と将来の課題に取り組んでいます。
私の目標は3つあります。一つ目は「経済の知識を習得すること」です。将来ジェネラリストとして活躍できるよう技術面だけでなくAccounting、株、仮想通貨など知識を身に着けたいです。二つ目は「語学力アップ」です。今持っている語学力は(中国語母国語)日本語能力試験1級、TOEIC 895点、フランス語DELF B1ですが、来年の目標はTOEIC 920点以上、IELTS 7.5以上、フランス語DELF B2合格です。再来年の目標はドイツ語の習得です。
3つ目は「会社と共に更なる成長をすること」です。語学力はもちろんですが、技術力、プレゼン力も磨きたいです。会社へ貢献すると同時に、世界でどこでも働けるキャリヤー・ウーマンを目指して頑張りたいと思います。