Trade News | January 20, 2020

BASF 3D Printing Solutions、新ブランド「Forward AM(フォーワード エーエム)」のもとアジア太平洋地域でのプレゼンスを強化

(この資料は BASFが 2020年1月21日に香港で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。)

  • 新ブランド「Forward AM」のもと、バリューチェーン全体にわたり、エンド・ツー・エンドの材料およびサービス・ソリューションを提供
  • 工業化に向け高まるアジアの顧客ニーズに対応する、革新的なプロトタイプを展示
  • 「TCT Japan 2020」(1月29日~31日: 東京ビッグサイト)、「日本ものづくりワールド 2020」(2月26日~28日: 幕張メッセ)、「TCT Asia 2020」(2月19日~21日: 上海新国際博覧中心)に出展

BASFのグループ会社であるBASF 3D Printing Solutions社 (BASFスリーディープリンティングソリューションズ、本社:ドイツ ハイデルベルク、以下B3DPS)は、「TCT Asia 2020」(上海)、「TCT Japan 2020」(東京)、「日本ものづくりワールド2020」(千葉)といった、アジア太平洋地域で開催される3つの展示会で、次世代の付加製造における工業化を後押しする顧客を支援し、革新的な材料およびサービスのポートフォリオを展示いたします。産業向け付加製造ソリューションを提供する新たなB3DPSのコーポレートブランドが、アジア太平洋地域で初めて紹介されます。

B3DPS のマネージング・ディレクター、フランソワ・ミネックは次のように述べています。「アジア太平洋地域は、世界で最も急成長している3Dプリント市場に変貌を遂げています。今後も明確に差別化された製品や多様なアプリケーションによって成長していくと予測しています。私たちは、日本や韓国などの成長市場でもプレゼンスを拡大しています。この地域のお客様に、非常に革新的な3Dプリントテクノロジー製品やサービスを幅広く提供し、より迅速かつコスト効率の高い製造を実現できるよう貢献します。」

新ブランド名において、「Forward」という文字は未来志向の最先端素材・技術を、また「AM」は付加製造(Additive Manufacturing)を表しています。矢印と「Innovating Additive Manufacturing」(革新的な付加製造)という文字は、この産業に対する同社のダイナミックなアプローチを表現しています。

「アジア太平洋地域のお客様にForward AMブランドを紹介できて大変光栄です。当社の新ブランドは高い製品品質を誇っており、初期の製品アイデアから連続生産に至るまでのすべて工程を、エンド・ツー・エンドの材料とサービス・ソリューションを提供することで、お客様が工業化へ適応範囲を拡大する取り組みを支援するという当社のコミットメントを強調しています」とフランソワ・ミネックは述べています。

Forward AMブランドのもと今回の3つの主要展示会では、パウダーベット方式合金粉末や高機能なプラスチック、また、金属フィラメントおよび、自動車産業、航空宇宙産業、医療・歯科産業、消費財用途の最新フォトポリマーなど、産業向け3Dプリントの非常に幅広い材料ポートフォリオを展示いたします。

アジア太平洋地域のお客様に向けて、幅広い製品ポートフォリオのみならず、最初のデザインコンセプト(Design for AM)から、シミュレーション(Ultrasim®)、造形および仕上げ、スキャンやプロトタイプ評価まで、バーチャルエンジニアリングサービスの全域をご紹介いたします。

流通ネットワークの拡大で、包括的な現地サービスを提供

現地のお客様のニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、B3DPSはUltrafuse®フィラメントの販売に向け、現地代理店として韓国のBeyondtech Co. Ltd.および日本3Dプリンター株式会社と提携しています。日本で開催される2つの展示会では、BASFは日本3Dプリンター株式会社とともに、Ultrafuse®フィラメントの幅広いポートフォリオを展示いたします。是非ブースへお立ち寄りください。

 

各展示会の出展ブース番号

  • 「TCT Japan 2020」 東京ビッグサイト(南4ホール、ブース番号4S-E07)
  • 「日本ものづくりワールド2020  設計・製造ソリューション展(DMS)」幕張メッセ (9ホール、ブース番号47-9)
  • 「TCT Asia 2020」上海新国際博覧中心(W5ホール、ブース番号W5-G47)

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

BASF 3D Printing Solutions社について

BASF 3D Printing Solutions GmbH はBASF New Business GmbH (BASFニュービジネス社)の100%子会社で、ドイツ ハイデルベルクに本社を構えています。 材料、システムソリューション、コンポーネント、サービスにより、3Dプリント事業の確立と拡大に注力しています。 また、ダイナミックな3Dプリント市場において顧客にサービスを提供するために、ベンチャー企業のように組織されています。BASFがもつ世界中の研究プラットフォームや事業部と密接に連携するほか、研究機関、大学、ベンチャー企業、業界パートナーとも緊密に連携しています。 対象となる顧客は、主に工業生産において3Dプリントを利用する企業で、自動車、航空機、消費財などが典型的な対象です。詳細につきましては、www.basf-new-business.comをご覧ください。

 

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で約122,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2018年のBASFの売上高は約630億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、www.basf.comをご覧ください。

BASF 3D Printing Solutionsは、パウダーベット方式合金粉末や高機能なプラスチック、また、金属フィラメントを含む産業向け付加製造(AM)製品・サービスのポートフォリオを展示。
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BASF 3D Printing Solutions presents an innovative industrial Additive Manufacturing product and service portfolio with a new brand name at Formnext 2019 in Frankfurt.
新ブランド「Forward AM」のロゴ。付加製造(AM)技術向けの革新的なポートフォリオおよびサービスを表現。
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最終更新January 20, 2020