April 10, 2015

BASF、designfabrik®(デザインファブリーク)がミラノデザインウィークに参加

(本資料は 2015 年3月20日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの抄訳です。)

  • 「 Wunderkammer 」(好奇心のキャビネット)をテーマに展示会を開催
  • 「 1865 - Inspired by history 」: 19 世紀の製品を現代の BASF のプラスチックを使用して再構築

創立 150 周年を迎える BASF は、素材とデザインに関する用途開発の促進やアイデアを提供するデザインプラットフォーム「 designfabrik® 」(デザインファブリーク)がミラノデザインウィークに参加することを発表しました。ミラノ国際家具見本市(ミラノサローネ)の開催期間中( 2015 年 4 月 14 日~ 19 日)、ミラノ市内ブレラ地区「 La Posteria 」カスタムホールで展示会を開催します。

BASF はデザイナーチーム DING3000 の協力を得て、素材のほか視覚的なトリックやアイデアで、 BASF 創立の 1865 年と、最新の先端素材との融合を表現します。会場では、 designfabrik® の専門家が、最適な素材の提供やカラートレンドについての提案も行います。


「 Wunderkammer 」(好奇心のキャビネット)がテーマ

展示は、中世のヨーロッパで様々な珍品を集めた博物陳列室「 Wunderkammer (英語では cabinet of curiosity )」(好奇心のキャビネット)というテーマで開催します。 BASF の素材と技術を利用した製品であるアディダスのスポーツシューズや Vitra 、 Brunner 、 Interstuhl 各社のデザイナーズチェアなどが、来場者を驚かせるような形で展示されます。これは目の錯覚によって、展示物と来場者が印象的なパズルの絵の中に溶け込んでいくような展示となっており、 19 世紀の見本市でよく見られたような、マジックとイリュージョンの遊びを再現します。


「 1865- Inspired by History 」

「 1865- Inspired by History 」の展示セクションでは、 BASF が創設された時代に焦点を当てています。来場者には、 DING3000 が構想した、路上走行に適した現代的な電動自転車、「 Concept 1865 」をご覧いただくことができます。また、「 1865- Inspired by History 」というテーマのもと、 designfabrik® はシュトゥットガルトの若いデザイナー 12 人を招き、産業化時代のインスピレーションを追求します。彼らは当時の日用品を吟味し、これらを現代に甦らせるために最新の素材をどのように利用できるかの構想を描いてきました。その成果として、ミツバチの巣箱や機械式のキッチン用品、さらには往年の英国式のアウトドアゲームの現代版など、 12 の新たなインスピレーションを提供します。

また、 designfabrik® チームは素材や製造プロセスについてのアドバイスを提供し、 BASF のお客様がアイデアやプロジェクトを実現、成功させられるようサポートいたします。

詳細については www.designfabrik.basf.com をご覧ください。


BASF について
BASF (ビーエーエスエフ)は 2015 年、創立 150 周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。 BASF は、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、 BASF は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。 BASF の製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。 BASF は「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。 2014 年の売上は約 740 億ユーロで、従業員数は約 11 万 3000 人です。 BASF の詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。

P-15-175

Das Besondere an den Materialien der BASF sind zum einen ihre herrausragenden Eigenschaften und zum anderen die Produktideen, die sie ermöglichen. Diese werden in der sogenannten „Wunderkammer“ präsentiert, einem Trichter, dessen Wände die Augen abschirmen und den Betrachter so jede räumliche Orientierung verlieren lassen. Die perspektivische Verzerrung lässt sowohl Objekte als auch Besucher in einer verblüffenden Collage verschmelzen. Ein Spiel mit der Wahrnehmung – genauso charmant und analog, wie es 1865, im Entstehungsjahr der BASF, noch gang und gäbe war.

What makes BASF materials special is both their excellent properties and the product ideas they enable. These products are presented in the so-called “Wunderkammer”, or “cabinet of wonders” – a funnel, whose walls block off the peripheral view to suspend spatial orientation. The perspective distortion merges objects and visitors moving amongst them into an astonishing collage. Playing with perception – in just the same charming, analogue way as was so popular in 1865, the year in which BASF was founded.

「好奇心のキャビネット」をテーマにミラノで展示会を開催

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最終更新March 20, 2015