3コートカラーのブレンディングプロセス: R-M®が簡素化した補修プロセスを開発
BASFの自動車補修用塗料のプレミアムブランドR-M®は、3コートカラー(高彩度カラー)の特性に合わせた、ウェット・オン・ウェット・ブレンド技術*用いた補修プロセスを開発しました。また、カラーブレンディング(ボカシ塗装)プロセスを3つのステップに減らすことによって、パーツ内の狭いエリアでブレンディングができるようになりました。
自動車のカスタマイズの流れに応えて、自動車メーカーはカラーパレットを充実させ、高彩度カラーを開発しています。もともとベースコートとカラークリヤーコートを使用した3コートシステムで処方されたこれらのカラーは、補修に特別なスキルを必要とし、ボディショップでの補修がますます複雑になっています。そこで、より簡単な作業工程と高品質の補修を実現するため、R-Mは完全なカラー再現を約束すると同時に作業工程を簡素化する、ウェット・オン・ウェット・ブレンド技術を用いた補修プロセスを開発しました。
本補修プロセスには、作業の簡素化、より少ないステップ、塗装中のカラー不一致の発生リスクの低減という3つの利点があります。ペインターは、これらの利点を活用して、3コートカラーの補修における技術的課題を克服することができます。塗装を完成するのに、3つのステップ以外に他の製品は必要ありません。この新しいプロセスは、全ての高彩度カラーのみならず既存のカラーパレット全体に使用できます。
R-Mの専門技術により生産性が向上
お客様の技術的および経済的な成功に焦点を当てたR-Mは、当社のカラーマッチング技術を活用し、車両の進歩とボディショップの要件に合わせて補修プロセスを調整しています。3コートカラー(高彩度カラー)の車両の補修は、現在ではますます頻繁になっています。高彩度カラーは、真新しい色彩をもたらしますが、カラーマッチングはより複雑になります。このことから、ボディショップの課題は、業務の生産性と収益性を損なうことなく、補修品質を維持することにあります。
R-M 西ヨーロッパ担当 テクニカル・マネージャーのティエリー・ルクレールは、「この新しく開発されたブレンディングプロセスは、パネル内の狭いエリアでも最適なカラー再現と高品質の結果を保証すると同時に、補修時間も最適化します。この単一のプロセスには特別な技術的ノウハウが必要です。そのため、高彩度カラーの補修に特化したトレーニングを提供します」と述べています。
*ボカシ剤の工程をなくし、時間短縮を可能にする技術
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自動車補修業界のプレミアム塗料ブランド R-M: BASF コーティングス 事業部 の重要な部門
R-Mブランドのもと、BASFは環境に配慮した水性塗料「オニキス HD」や、ハイソリッド溶剤塗料「ダイアモント」に焦点を当てた自動車補修用塗料を総合的に市場展開しています。これらのシステムを使用することにより、溶剤削減に関する世界のあらゆる法的要件に対応することが可能となります。また製品の仕上がりや耐久性に関しては、溶剤塗料と同じ品質水準を実現しています。自動車補修用塗料ブランドR-Mは、顧客の皆様をサポートするためにこの分野で多岐に渡るサービスを展開しており、優れた自動車補修製品最新補修技術のノウハウ、そして調色に関する豊富な専門知識・膨大なデータベースから、世界で一流とされる多くの自動車企業に選ばれています。

R-M公式LINEアカウント
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