BASFのプラスチック添加剤、インドの高速道路の耐久性向上に貢献
(この資料はBASF本社(ドイツ)が 2020年3月3日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。)
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の光安定剤Chimassorb®(キマソーブ)シリーズは、インドの大手ポリエチレン製品メーカーであるM/s Megaplast India Pvt Ltd(メガプラスト社)により、高速道路建設に使用される不織布・ジオテキスタイルを製造する際に使用されています。この光安定剤の添加剤パッケージは、生産プロセスの安定化とジオテキスタイルの耐用年数の延長に重要な役割を果たします。
BASFのアジア太平洋地域パフォーマンスケミカルズのシニアバイスプレジデントであるハーマン・アルトホフは、以下のように述べています。「不織布・ジオテキスタイルは、地上構造物の基礎にあたる土壌補強に使用される高性能材料で、道路を天候による浸食から保護します。製造工程においては、当社のプラスチック添加剤を使用することで、より長い稼働時間を可能にし、さらに、より安定した加工処理とメンテナンスコストの削減をもたらし、非常に厳しい加工条件でも対応できるようにします。」
BASFはメガプラストに適切な光安定剤のパッケージを提供しただけでなく、技術データの結果を解釈する際の支援を行いました。試験期間中、BASFは様々な配合試験をサポートし、コストと性能の最適なバランスを選択するオプションを提供しました。
道路建設において、ジオテキスタイルの最も重要な利点のひとつは、異なる土壌粒子の層間の分離を維持することです。ジオテキスタイルは、水や細かい土壌粒子の砂利への侵入を抑制し、砂利の強度の大幅な低下を防ぎます。道路建設にジオテキスタイル素材を使用することで、道路自体の品質が向上し、耐用年数が延び、補修コストが削減されます。 この用法は、運河やトンネルの覆工、埋め立てにも広く使用されています。
このようなジオテキスタイルは、通常、高密度ポリエチレン(HDPE)で作られています。 これらを製造するためには、HDPEの素材を細いフィラメントに紡糸し、バインダー(接着剤)を使用せずに熱で接着します。通常、光安定剤のパッケージには、押出成形中に ポリマーを保護するプロセス安定剤と、熱や光による劣化からポリマーを保護する紫外線吸収剤や耐熱安定剤が含まれます。
遮水シートなどに使用されるジオメンブレンの世界的な需要は、今後数年間で劇的に増加することが予想されます。この分野の最大の開発の多くは、大規模なインフラプロジェクトが進行中であるインドにおいて行われます。 世界銀行は、資金提供を受けるすべてのインフラプロジェクトで、ジオテキスタイルやジオメンブレンの使用を義務付けています。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
BASFのプラスチック添加剤について
BASFはプラスチック添加剤を製造するリーディングサプライヤーであり、この分野におけるイノベーションパートナーでもあります。BASFの包括的かつ革新的な製品ポートフォリオには、各種ポリマーおよび成形品、フィルム、繊維、シート、押出成形品などの用途において加工安定性、耐熱性、耐光性を向上する安定剤などがあります。プラスチック添加剤に関する詳細につきましては、http://www.plasticadditives.basf.comをご覧ください。
BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の 3 つを同時に果たしています。また、全世界で117,000 人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2019 年の BASF の売上高は590 億ユーロでした。BASF 株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASF の詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。
