BASF、インド・マンガロールの自動車用塗料アプリケーションセンターを 拡張
この資料は BASF本社(ドイツ)が 2022年5月25日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
- BASF Indiaのコーティングス部門、顧客サービス能力向上のために自動車用塗料アプリケーションセンターを拡張
- 自動車用塗料の革新的なソリューション開発のために設計された、最高レベルの施設
- 高度な機械性能と顧客ラインのシミュレーション条件の改善によって、効率よく顧客サービスを提供する際の戦略的優位性を獲得
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、インドのマンガロールにある自動車用塗料アプリケーションセンターを拡張しました。BASFの自動車用塗料ソリューションの既存の研究開発施設に不可欠な同センターは、400平方メートル以上の床面積を有し、高精度の温度制御スプレーブースやベル型静電塗装機静電塗装用の最新クイック接続システムなどの最先端機器を備えています。この施設は、自動車メーカーの塗装工場を正確にシミュレートし、顧客の要求に沿った研究開発活動ができるように入念に設計されています。
BASF India Ltd.の社長であり、インドのBASF グループ会社の責任者であるナラヤン・クリシュナモハンは、「アプリケーションセンターの拡張は、高品質のコーティングソリューションをインド市場に提供するうえで重要な追加投資であり、インドにおける自動車産業の長期的成長をサポートするという当社の強い決意を示しています」と述べています。
BASF アジア太平洋地域コーティングスソリューションズ部門のシニア・バイスプレジデントを務めるパトリック・ザオは、次のように述べています。「この投資によって、アジア太平洋地域における研究開発拠点をさらに強化します。また、当社の自動車用塗料ソリューションで最も急速な成長を遂げているインドのお客様に寄り添う取り組みにおいて、大きな節目となります。自動車用塗料アプリケーションセンターの拡張によって、インドで自動車メーカー向け塗料への投資を続けるだけでなく、この地域の自動車市場の長期的な成長をサポートしていくことを目指しています。」
その他にもBASFはアジア太平洋地域で、上海(中国)、戸塚(日本)、バンプー(タイ)に自動車用塗料アプリケーションセンターを開設しています。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
■BASFのコーティングス事業本部について
BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、メタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。これらのポートフォリオは、新しい市場や事業開発を目指すInnovation Beyond Paint(塗料を超えたイノベーション)プログラムによって提供してまいります。私たちは、先進的なパフォーマンス・ソリューションを創造し、世界中のパートナーのニーズを満たすために、パフォーマンス、デザイン、新しいアプリケーションを推進しています。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋地域の拠点のネットワークを活用することで、お客様の利益のために、専門的でグローバルなチームのスキル、知識、リソースを提供しています。2021年におけるBASFコーティングス事業本部の世界の売上高は約34億ユーロでした。
Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)。BASFコーティングスの詳細情報はwww.basf-coatings.com(英語)をご覧ください。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で約110,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2021年のBASFの売上高は786億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。
■BASF インドについて
BASFは130年以上にわたって、インドの発展をパートナーとして支えてきました。2021年末時点で、BASFはインドに2,311人の従業員を擁し、全国に8カ所の生産拠点と39カ所の事業所を構えています。イノベーション・キャンパス・ムンバイとマンガロールのコーティング技術センターは、いずれもBASFのグローバルな技術プラットフォームの一部となっています。2021年の売り上げはおよそ23億ユーロでした。詳しくは、www.basf.com/inをご覧ください。
P-22-235