March 12, 2018

BASFジャパン、夏場のベントグラス管理に新しい提案、西洋芝向け新規総合殺菌剤の「オナーWDG®」を販売開始

  • 2つの有効成分により西洋芝(ベントグラス)の主要病害を幅広く防除する新規総合殺菌剤
  • 夏場も質の高い芝生の状態を維持することに貢献

BASFジャパン株式会社(本社:東京都港区、以下「BASF」)は、ピラクロストロビンとボスカリドを有効成分とする芝生用の新規総合殺菌剤「オナーWDG®」を4月3日に販売開始します。西洋芝(ベントグラス)に発生する炭疽病やピシウム病、ダラースポット病など芝生の主要病害に対して優れた予防・治療効果を発揮します。「オナーWDG®」の特長は以下の通りです。

  • 幅広い病害に対する抗菌活性を示し、一剤で複数の病害を同時に防除
  • 速やかに植物体に浸達するため、耐雨性、残効性に優れる
  • ベントグラスに対して高い安全性を有しており、夏場の高温時も使用可能

ピラクロストロビンとボスカリドはBASFが開発した有効成分で、多くの国と地域の様々な作物に対して使用されています。米国では既にピラクロストロビンを含む芝生用殺菌剤を販売しており、発売以来芝生の病害防除において長きににわたり同国のグリーンキーパーと芝生管理者から支持されています。日本においても「オナーWDG®」の販売を通してグリーンキーパーや芝生管理者の皆様が質の高い芝生の状態を維持できるようサポートします。

BASFジャパンの農薬事業部環境緑化製品部シニアマネージャー近藤美智は次のように述べています。「2017年6月の芝生用殺菌剤『フリート®フロアブル』発表に続き、今回新規総合殺菌剤『オナーWDG®』を上市する運びとなりました。新たな有効成分の組み合わせのため、散布プログラムの新たな選択肢となり、より徹底した病害防除を行うことが可能になります。健康で美しい芝生の維持に貢献するため、BASFは今後も引き続き、ゴルフ場のグリーンキーパーや芝生管理者の皆様にご利用いただける新たなソリューションを提供します。」

 

BASFの農薬事業本部について

世界の人口が急速に増加するなか、持続可能な農業と健康的な環境を作り出し維持するBASFの果たす役割はますます大きくなっています。BASFの農薬事業本部は、生産者や農業従事者、害虫駆除業者などの方々と共にこの状況に対応しています。こうした方々の協力のもと、BASFは活発な研究開発パイプラインを有し、製品・サービスの革新的なポートフォリオを提供しながら、研究室や現場に専門家チームを配し、お客様の事業を成功に導く手助けをしています。2017年、BASFの農薬事業本部の売上高は57億ユーロでした。農薬事業本部についての詳細はwww.agriculture.basf.com、または各種ソーシャルメディアをご参照ください。

日本のBASFについて

BASFは1888年より日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。事業分野は、化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品の4分野です。国内では建設化学品事業部の製造センター16カ所を含む24の生産拠点の他、兵庫県尼崎市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ケ崎市、千葉県山武市に研究開発拠点を設けています。2017年のBASFの日本での売上高は約17億ユーロ(約2,100億円)、従業員数は1,087人です。日本のBASFに関する詳しい情報は www.basf.com/jpをご覧ください。

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの事業部門から成ります。2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)をご覧ください。

最終更新March 12, 2018