パーソナルケア
オリゴペプチド-86
Peptovitae® Derma CF
2週間で敏感肌の悪循環を断ち切る
皮膚科医の評価により、2週間で、乾燥によるバリア機能の乱れを21%、かゆみを46%改善することが確認されています。さらに、患部の面積、乾燥、かゆみ、かゆみによる睡眠障害などの総合的評価において、51%の改善を確認しています。敏感肌の乾燥、かゆみ、炎症に効果がある製品です。
オリゴペプチド-86は成長因子セマフォリン3Aと同様の作用で、神経線維の伸長とマスト細胞の脱顆粒を抑制し、敏感肌を鎮静化。アトピー性皮膚炎で低下するセマフォリン3Aを補完し、敏感肌でも使いやすい製品です。
オリゴペプチド-86は、セマフォリン3Aの活性を再現し、その役割を果たします。アトピー性皮膚炎ではセマフォリン3Aがほとんど発現せず、かゆみを感じる神経の調節が不十分です。セマフォリン3Aは神経線維の伸長を抑え、かゆみや掻く行為を防ぎ、マスト細胞の活性化も抑制してヒスタミンなどのかゆみ物質の放出を減少させます。医薬品としても期待されています。


Peptovitae®シリーズは人間の体内に存在する成長因子の活性部位を正確に合成したペプチドです。それをスキンケアに使用することで,人間が本来備えている生理機能を高めることができます。さらに、Peptovitae®シリーズのペプチドはリポソームに内包されているため、細胞の中まで確実に届けられます。
Peptovitae®はペプチド研究開発のグローバルリーディングカンパニー、Caregen社とのグローバル独占供給契約により発売されました。Caregen社は、美容医療のフィラーや脂肪溶解など注射剤に配合されるペプチドを開発・製造するなど、高い技術力と安全性で知られています。
2018年、化粧品原料審査会(CIR)専門家委員会 によってペプチドの安全性が確認されています[1]
1Burnett, C., et al. Safety Assessment of Hydrolyzed Wheat Protein and Hydrolyzed Wheat Gluten as Used in Cosmetics. International Journal of Toxicology. 2018;37: 55S-66S. DOI: 10.1177/1091581818776013
お問い合わせ:ケア・ケミカルズ事業部 email: care-chemicals-jp@basf.com