BASF、マーカス・カミートがマーティン・ブルーダーミュラーの後任として2024 年に取締役会会長に就任

• カティア・シャルプヴィンケルとアヌープ・コタリが取締役会の新メンバーに就任
•  現取締役会メンバーのメラニー・マース-ブルンナーは退任

BASF（本社：ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン）は2024年4月25日に開催予定の年次株主総会の終了をもって、Dr.マーカス・カミート(53歳)がBASF取締役会会長に就任することを発表しました。 これは、2023年12月20日に開催された監査役会において決定されたものです。Dr.マーカス・カミートは2017年から取締役を務めており、2006年より取締役を務め、2018年から取締役会会長を務めるDr.マーティン・ブルーダーミュラーの後任となります。

BASFの監査役会会長であるDr.クルト・ボックは「マーティン・ブルーダーミュラーは2018年以来、勇気と先見性をもってBASFを率いてきました。彼はBASFの長期的な成功のためにいくつもの重要な戦略的決定を下しました。BASFが気候変動に対する変革に大きくシフトしたことも彼の一つの大きな功績です。監査役会は、マーティン・ブルーダーミュラーの卓越した功績に感謝を申し上げます。次期会長となるマーカス・カミートは、これまでもドイツ、米国、欧州の様々な職務でBASFのために素晴らしい業績を上げてきた、非常に有能で経験豊富な後継者です。

彼は戦略的ビジョンと業務遂行能力を兼ね備えており、BASFの事業とチームに新たな活力を与えてくれるでしょう」と述べています。

監査役会は、現ニュートリション＆ヘルス事業本部のプレジデントであるアヌープ・コタリ（55歳）を2024年3月1日付で取締役に任命しました。アヌープ・コタリは北米のBASFでキャリアをスタートし、米国、ドイツ、中国の各部門でさまざまな役職を歴任しました。

そして、2024年2月1日付で現ヨーロッパ、中東、アフリカ地域のプレジデントであるDr.カティア・シャルプヴィンケル（54歳）を取締役兼インダストリアル・リレーションズディレクターに任命しました。彼女は2010年に旧コグニスの買収に伴いBASFに入社以来、 さまざまな事業を指揮してきました。

カティア・シャルプヴィンケルは、2024年1月31日で退任することとなったDr.メラニー・マース-ブルンナー（55歳）の後任となります。ボックは「監査役会は、メラニー・マース-ブルンナーの退任については非常に残念ですが、新たなチャレンジをしたいという彼女の意志を尊重すると共に、これまでの彼女の功績に心から感謝を申し上げたいと思います」と述べています。

監査役会は、2011年以来、取締役を務めるマイケル・ハインツ（59歳）の契約を2026年の年次株主総会まで延長しました。彼は現在アグロソリューション、ニュートリション＆ヘルス、ケア・ケミカルズ事業本部、および北米および南米地域の統括をしています。

「監査役会は、カティア・シャルプヴィンケルとアヌープ・コタリの就任を祝福します。両氏は取締役会に幅広く適切な経験をもたらしてくれるでしょう。新チームは非常に優秀で、BASFの将来の発展を成功に導くための前提条件をすべて備えています。監査役会は、今後の協力関係を楽しみにしています」と、ボックは述べています。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

■BASFについて

BASF（ビーエーエスエフ）は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で110,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント（ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション＆ケア、アグロソリューション）から成ります。2022年のBASFの売上高は873億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所（BAS）に上場しているほか、米国預託証券（BASFY）として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com をご覧ください。

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