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私たちの目標と2022年目標達成状況

これからの社会において、ビジネス上の成功とは、環境や社会、そして自らの事業において価値を創造することを意味します。私たちは、グローバルなバリューチェーン全体にわたって、野心的な目標を設定しています。顧客、投資家、社員、その他のステークホルダーがその進捗状況を確認できるように、透明性の高い情報開示を実践しています。

 

私たちは利益ある成長のために、世界の化学品生産を上回るスピードでの販売量の拡大を実現し、収益力を高め、資本コスト率を大幅に上回る投下資本利益率(ROCE)を毎年達成するとともに、好調なフリー・キャッシュフローを背景に一株当たり配当金を毎年増額していきたいと考えています。

BASFでは、こうした財務上の目標に加えて、幅広いサステナビリティ目標も掲げています。今後数年間でCO2の排出量を大幅に削減し、製品ポートフォリオを気候変動対策および循環型経済により合致したものに転換させていきたいと考えています。これを実現する ために、策定済みのサステナビリティ基準をもとに製品ポートフォリオの評価手法を刷新し、2023年からその適用を開始する予定です。 また、サプライチェーンにおいてもサステナビリティの強化を図り、天然資源の責任あるかたちでの利用を推進しています。生産における私たちの目標と2022年目標達成状況 、安全性のさらなる向上も目標のひとつです。さらに、社内におけ る多様性の促進と、社員が最高の力を発揮して活躍することができ るような労働環境の創出も目指しています。

 

この目標への取り組みを通じて、私たちは持続可能な将来に向けた 事業運営を行うとともに、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達 成にも貢献していきたいと考えています。私たちは、企業として影 響力を発揮することができるような課題への取り組みに力を入れて います。特に、SDG 2(飢餓をゼロに)、SDG 5(ジェンダー平等を 実現しよう)、SDG 6(安全な水とトイレを世界中に)、SDG 7(エネ ルギーをみんなにそしてクリーンに)、SDG 8(働きがいも経済成長 も)、SDG 12(つくる責任つかう責任)、SDG 13(気候変動に具体 的な対策を)に注力しています

利益ある成長

効果的な気候保護

責任ある調達

資源効率および安全な生産

社員エンゲージメントおよび多様性

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1 配当は年次株主総会で承認済みです。
2 スコープ1およびスコープ2(オフセットを含むサー ドパーティーへのエネルギー売却を除く)。この目標には、温室効果ガスプロトコルに規定された温室効果ガスをCO2換算(CO2)で算入しています。2018年を基準年としています。
3 安全性に関する目標は2023年に刷新し、新シス テムに従って報告を行う予定です。
4 BASFでは社員エンゲージメントレベルを定期的に測定しています。直近の調査は2022年に実施されました

非財務目標

私たちは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。