国連の持続可能な開発目標(SDGs)へのBASFの貢献についてはこちらへ
これからの社会において、ビジネス上の成功とは、環境、社会、自らの事業において価値を創造することを意味します。顧客、投資家、社員、その他のステークホルダーがその進捗状況を確認できるようにするために、財務、非財務の両面で新たな目標を策定しました。
私たちは市場を上回る成長を実現することにより、経済的に成功し、収益力を高めていきたいと考えています。さらに、現代社会が抱える喫緊の重要課題に対する答えを提示していきます。気候変動や地球温暖化への対策として、BASFは2030年までCO2の排出量を増加させることなく生産量を拡大することを目標として設定しています。これは、温室効果ガスの排出を有機的な成長から切り離す(デカップリング)ということです。また、持続可能な製品ポートフォリオや責任ある調達の実現、社員の意欲向上などの目標も設定しました。人や環境に対する安全性、多様性の受容、そして水管理は引き続き最重要課題となります。
従来の目標に代わるものとして新たに設定したこれらの目標は、 2019年から適用しています。この目標への取り組みを通じて、私たちは持続可能な将来に向けた事業運営を行うとともに、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していきたいと考えています。
1 投下資本利益率(ROCE)は事業活動の収益性を測定する指標です。各事業セグメントから得られたEBITの、事業の用に供した資産の平均値に対するパーセンテージとして算出します。
1 アクセラレーター製品とは、バリューチェーンにおいてサステナビリティに大きく貢献する製品を表します。
2 重要サプライヤーとして位置づけられているサプライヤーからの調達に対する支出。
3 2020年適応,